さて昨日は排泄に対しての対処法について紹介しました。
認知症介護として評価や検討しなくてはならない視点は色々ありますが、全てが上手く行くことは非常に難しい…
勿論 上手く行った事例もありますが、必ずしもそうではありませんから……………
;^_^A
今日は徘徊について… (^.^)
最近では徘徊という言葉も否定されていますよね。
徘徊とは「目的もなく歩く」という意味らしいので、これは適切では無いと言う見解です。
認知症であってもそこに置かれた理由は必ず存在すると…
歩き回る理由として排泄に対しての訴えとか、体の不調の訴え、生活歴や習慣等色々な要素があると言われていますが、これらを評価しても必ずしも解決へと繋がるとは限りませんよね。 ;^_^A
むしろ解決できることの方が非常に少ないです。
;^_^A
だからと言って考えるべき対処法を実行しない訳ではありませんよ。実行した上での諦めです。
やっぱり徘徊も昨日の排泄に関しての問題と同じでしょう。
なので私は歩きたい時は思いっきり歩いてもらっています。 だって動きを制止したら余計に怒り出すし、こちらに負担がかかるので……………
勿論 歩きっぱなしには出来ないので、時を見計らって気分を反らせたりして休んでもらっています。
もうそれしか方法は無いもん…………… (; ̄O ̄)
以前転倒リスクのある利用者の歩行を制止しようとして、職員が利用者共々転倒し、職員が顔面骨折した事例がありました。 幸か不幸かその利用者は無事でしたけど。
(; ̄O ̄)
まあ〜 これもあるあるネタですが、徘徊しようとする利用者ほど、何故か転倒リスクのある利用者が多いのは何でだろう〜。 ;^_^A
職員からしてみれば、介入しなければならない利用者は、その利用者だけでは無いので完全に付き添える訳ではありません。 ほぼ遠位より見守りするしかありませんね〜。
転倒するかもしれないけど…
しかし意外と転倒しないもんですね〜
むしろ動きを制止して不穏にさせてしまう方が、転倒のリスクは上がりました。
認知症介護として色々考えたり、対処法を考えることは必要ですが、最終的にどうにもならない時は、もうありのままを受け入れる覚悟は必要なんでしょうね。
後は安全だけを見守れば良いと考えるしか無い。
これが究極の認知症介護かなぁ!
育成や研修等で言っている事とは違うけど。
;^_^A