理想の看取りて ありますか。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

また1人の利用者が看取り対応となる……………
嚥下機能が悪く飲み込むことができません。


認知症も進み自身での判断は不明…
家族はこのまま施設で最期を…っと願っている。



当の本人は「生きたい」との意思はあるようです。
本当のところは私にも分かりませんが……………


食事がしたい…
お茶が飲みたい…
1人じゃ寂しい…
皆んなと一緒にいたい…
そんな訴えは今もあります……………


しかし食事が…水分補給が喉を通りません。
水分を摂っても、口の中には無くなるのですが
どうやら喉のあたりで止まっているのです。

ごく少量のアイスクリームを摂取しても喉で止まっている。
結局吸引します……………



家族は胃瘻を望んでいません。
このまま最期は、ここでお願いしますとムンテラで決まりました。





やがて点滴も中止されると思います。


そうしたら2週間が限度かなぁ〜



「寂しい思いをさせるのは可哀想なので時間をみつけて居室にお話に行きましょう」
そのように職員全員で決めても、結局業務に追われ、居室に話に行く職員はほとんどいません…




もちろん自分も例外ではありません。
業務に追われ、時間をみつけて訪室しても、一言二言、声かけするのが精一杯です。



施設介護……………
全ての利用者の最後にあてはまることでは無いと思いますが凄く寂しい気がします。


以前エンド・オブ・ライフケアの講習に参加しましたが
理想の看取りって考えさせられます。



今は在宅での看取りを勉強してみたいと思いました。