そんなに簡単では無かった | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

義父が集中治療室に入ってから5日が経ちました。一時は回復に向かうと思っていたのですが、どうやらそんなに簡単ではないようです…………


せん妄も一旦良くなったと思ったら、またもや訳のわからない事を言い出しました。
呂律もまわらない…………
嚥下も悪く、ミキサー食もムセ込んでいる…………

体は弱っていく一方です…………

女房も毎日泣いているし…………




私もあんなに自分の施設に入所させたく無かったのに、今では自分の施設に来て欲しいと思っています。
よその施設で心配しながら入所させるよりは、自分が働く職場で、俺が義父の世話をしようと…………


私が側にいれば、女房も安心してくれるし、女房の負担も軽減される。
不適切な対応をする職員もいますが、私が常に目を光らせていれば、他の施設よりはよっぽど安心だし。





しかし義理の兄が、私に迷惑かかるから遠慮しておくって…




「なんで?…血は繋がっていないけど親子じゃん」


凄くショックでした。




でも今の状態なら在宅復帰は勿論、施設に入ることすら難しいかもしれません。

義父の身体がいつまで持ちこたえるか…………