あなたの老後は安心できますか? | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

なんでこんなになってしまったんだろう…………


自分が…自分の親が、介護施設に入所するとしたら
どんな施設に預け…自分だったらどんな施設にお世話になりたいか…………




人員不足を理由に、流れ作業で1日が終わり…………
自分の気持ちを理解されないまま、職員の思い違いとも言える対応で心が傷つき、疲れ果て、やがてその施設で生涯を終える…………



家族はそんな親の気持ちを知らないまま、信用して施設に預けている。



なんとかこの状況から抜け出す事を願って、各フロアに熱い気持ちを持った職員が数名従事しているが、極一部の少数意見は馬の耳に念仏にしかならない…………

介護士長、主任たちも、この人員不足の状態でシフトを回すことだけで精一杯のようだし
施設長も「職員募集は常にしている…みんな力を合わせて頑張ってくれ」としか回答しない。




本当のことを言うと、自分が願う理想の施設を探すことだって悪いことではないと思っています。


でも理想の施設に私が転職しても、優良と言われる施設がこの地域に増えるわけでもない。
自分は「ここの施設は本当に良い施設だね」と言われるような介護施設を、一つでも多く地域に根づかせたいのです。



大それた考えかもしれませんが本音です。




だっていずれこの地域で、自分の親が…そして自分が…どこかの介護施設にお世話になる時も来るかも知れないのだから。



このままじゃ、安心して老後を迎えられないでしょ?

それとも他人事で済ませられる?