介護施設の夜勤 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

今日も色々ありました。夜勤明けから帰ってきて一息ついたところです。

今日の話は…………
毎回のようにオムツ外しをされる利用者がいます。( ´ ▽ ` )ノ
夜勤帯なのでオムツ外しをされると地獄と説明したら良いのでしょうか。

リネン、更衣交換で軽く20分は時間がかかってしまいます。その間にもコール対応はひたすら続きます。(~_~;)


オムツ外しの対策はひたすら利用者のオムツ確認をするしかありません。
巡視時の一時間置きの確認では完全に失禁です。
ならば30分置きの確認では…………失禁です。
じゃあ15分置きはどうだ(♯`∧´)

つなぎの拘束着を着てもらえば良いのですが、それはアウト。
じゃあ、バスタオルで胴体を巻くのは…………アウトです。

オムツ外しの原因はだいたい分かっています。
尿量が多いのでパットにオシッコをすれば気持ち悪いのが当たり前。なのでパットをその都度交換してあげるのが一番効果的なんですが。(~_~;)

でも私の施設は毎月のオムツ費用の予算が決まっているので、さすがに一時間置きのパット交換は不可能ですので………。
それでも3回はパット交換しています。

どこの施設でもパット外しのある利用者はとても職員にとっては悩みの種ですね。

でも悩むだけならまだ全然良いと思います。変な気を起こさなければ。(~_~;)


私はその利用者のオムツの確認の前に、そろそろコールがあるな~と思う利用者を申し訳ないですが、声かけして起きてもらいトイレ誘導を済ませてからオムツの確認に、なるべく行くようにしています。

本当に申し訳ない(≧∇≦)




介護の現場は予測不能な事態がとても多くあります。
そんな中でも介護職員は寝る暇も、椅子に座る時間も無いくらいに一夜を過ごすことは毎回と言って良いほどある事を知って欲しいです。
この介護業界が適切に認識され、評価された賃金・待遇になるように国も理解して欲しいです。