いまさら観てみたー。
いやースゲーなー、こりゃ大人が怒るわな。長いし。
当時国会とかで問題になってたけど、
そこで意見してた人たち、見てないでしょうな。

内容的なことで言うと、
少年犯罪の多発で子供が理解できなくなってる社会ってことだけど
まさに現代ですな。
で、理解できないから権力振りかざして強制的に暴力で制してしまおう!って、
それアメリカが世界に対してやってることだよね。
怖いからこっちから攻めちゃえ!ってさ。
ボーリングフォーコロンバインのなかのアニメパートでも語られてたね。

ヒロインがいまいちパッとせず。。。残念。
メインキャストよりまわりに目がいっちゃうなー。


安藤政信 の狂気の演技はすごいね。
自ら役を選んだだけありますな。

山本太郎 も適役。

塚本高史 が意外といい演技。

宮村優子 も彼女しか出来ない役ですな。
時代的にもナイスキャスティング。

栗山千明 はこれでキルビル決めたんだもんなぁ。
出演シーンは以外と少ないのにね。
しかし日常のシーン(回想)の演技は。。。。。

なかでも柴咲コウ !凛としてていいね!
したたかな表情は演技を超えてる気がする。

そしてビートたけし
自身の作品にでてきそうな淡々としたキャラクターを見事に演じてますな。

ビートたけし の生徒として山本太郎 ってw
メロリンQですか!
前半イライラーってするんだけど
後半でスッキリ!
さすがですな

自分勝手な11人の考えが
最後はただ一人に集結しちゃうあたりのカタルシス。最高。

どんな人であれ、事象を整理、理解して
それを読み解く方法をしめせば
冷静でより真実に近い答えを導きだせるんだなっておもった。
そしてそれこそが教育ってことなのかなと。

日本でも陪審員制度がはじまるけど
ちゃんと学んでいかなきゃならないよな。

トヨエツがスゲー痩せててガクトみたい。

ネタバレだけど、、、、
最後は元妻をかばって、、、、
って展開を想像しちゃったんだけどどうかなぁ?
綺麗過ぎかな?
いやー!爽快爽快!
マッハGO!GO!ってよりも
チキチキマシーンって感じ
最後の辺りはスターウォーズ的な感じもあったなー
ゲーム的だしミニ四駆的だしでかなり日本風味。

感触としてはキャシャーンっぽいかも。
あの時代のディフォルメ感は実写にしやすそうだな。
あんまリアルなアニメ(絵も内容も)だと
イメージが強すぎて難しそう。

前半のストーリーの展開の密度がまばらで
ちょっと判りにくいんじゃないかな?ってとこはあったけど
いいつくりでした。

冒頭の漫画的過ぎる演出とCGで「ダメ」ってなっちゃう人がいそう。
中盤からそう気にならなくなったのは慣れたから??

ストーリーの展開がチャウシンチーみたいだったな。
漫画的ってことなのかな。
お色気もバイオレンスもなく
家族でドーゾな感じだったからそっちにむけたのかもな。

ちゃんと兄貴の件は解決しててスッキリなんだけど
あんだけ兄貴のことひっぱってたのに
最後の最後にでてこないあたりは
成長したってことなのかな?

後半で出てくるニコ動っぽい映像はたまたまなのか???
でも内容的にあの表現も考えられるので偶然か?

エンドロールで知ったんだけど
監督ってウォシャウスキー兄弟だったんだね。
そりゃ思い入れたっぷりでしょー

真田広之ちょっとだけど良い存在感でかっこよかった。

しっかしクリスティーナリッチ!
可愛い!!!!!