A Fairy Tail -青い薔薇の精ー -大劇場千秋楽ライヴビューイングー | コアクマのひみつ

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王子様(息子)と宝塚とキャンプなど
大好きなモノに囲まれたコアクマの日常

 

 

 

これが最後の追っかけになるかもしれない

 

 

レオン(柚希礼音)の時もそう言ったが)

 

みりおちゃん(明日海りお)の退団公演

「A Fairy Tail 青い薔薇」-青い薔薇の精-

 

もちろんすべての抽選に外れ、

コアクマ的初日は大劇場公演千秋楽のライヴビューイングでした。

 

いやぁ。昔は劇場の前で張ることしかできなかったファン達が、

今や全国の映画館の大画面でゆっくりご贔屓の退団を見送ることができる。

 

いい時代。

いや、いい時代なのか?

まぁただただ高値で売買され、劇団には定価分しか入らなかった貴重チケットが、

映画館分売り上げとなるんだからヨシとしましょう。

 

 

そして、退団公演=駄作。

 

なんでしょう。いい作品だともっと高値で取引されるから?

でも席の数は決まってるわけだし。

 

「青い薔薇の精」と聞いた時点で嫌な予感的中でした。

 

はなちゃん(華優希)を嫁に取った=ポーの一族再演

 

誰もが待ち望んだと思うこの流れを、

今更なぜ薔薇の精????

 

不安いっぱいで映画館へ向かいました。

 

簡潔に言うならば、

「コピーに近いが駄作ではなかった」

って感じかな。

 

人間に恋をし掟を破った妖精(みりおちゃん)のせいで

咲かなくなった薔薇園の再生をするべく、

植物学者のゆずかれー(柚香光)と一緒にその恋の相手はなちゃん(華優希)を探す。

 

ってなストーリーなのだけど、

PUCKと薔薇の封印を足して2で割ったみたいな。

 

まぁ中身を見ていくと、

まずは妖精のエリュをみりおちゃん

今回「駄作」にならなかった要因は、

みりおちゃんの妖精に他ならない。

恋の相手はなちゃんと11期差を感じさせない美しさ。

少年っぽさ。それがすべての成功。

ただ、ただエドガーを観たかった(笑)

 

相手役のはなちゃんは、英国上流階級生まれのシャーロット。

子供時代から老婆まで演じた。

かわいいはなちゃんに結婚後の苦労やら老婆やらは

ちょっとキツイ部分もあったが、お芝居好きなんだろうな~と感じる賢明さでOK。

 

あとは関係各所で。

妖精チーム

樫の木の精ディニタス 高翔みず希

空気の精  クラルス  白姫あかり

          アウラ   更紗那知

エリュに巻き込まれて居場所がなくなった感じの精たちなので

とくにこの3名は笑顔も少なく真剣な演技。白姫さんは退団者。

でも他の精たちは蝶の精プルケのくりす(音くり寿)筆頭にかわいい精。

 

エリュの白い薔薇の精時代は、

あすか(聖乃あすか)が通し役。

新人公演でもエリュだし、同じく美しいキャラなので問題なし。

セリフがないのはかわいそうだが。

 

シャーロットの母、フローレンスをみれい(城妃美伶)

今回がサヨナラのみれい

星組っこなので応援していたが、やはり華やかで実力あり。

今回はなちゃんの母親だが、「いつまでもかわいい母」にぴったりの役だった。

そのフローレンスをたぶん慕っている庭師のニックをマイティ(水美舞斗)

庭師ぴったり(笑)たくましく、草花に優しい。

養育係のメアリーはこちらも退団者のくみさん(芽吹幸奈)。

やっぱりこの人はこういう役がぴったり。歌声が聞けなかったのが残念。

このメンバーは回想シーンのみの登場が悔やまれる。

 

他に結婚した新興成金、ギルバート(羽立光来)

父、エドモンド(紅羽真希)の再婚相手、イヴリン(真鳳つぐみ)

などがいる。

 

ちなみにシャーロットの幻(9歳)都姫ここ、(11歳)美羽愛

があすかとちょいちょい絡むんだが、

これ、2人必要だったんだろうか・・・

9歳と11歳の違いをだれか教えておくれ。

 

ゆずかれーのハーヴィーは、

オズワルドのあきら(瀬戸かずや)が社長のヴィッカーズ商会の一員。

あきらはなぜたまにこういうよくわからん役を当てがわれるんだろうか・・・。

彼じゃなくていいのに。

ヴィッカーズ商会は中堅から新人の花男が働いているが、

目立つのはハーヴィーの助手のせの(帆純まひろ)

さわやか青年は好きよ。

 

この他、目立つ役は、

謎の老婆、美花梨乃

アップになるたび、誰だっけ???

誰だっけ??と思ってたけど、パンフでわかった。

上が2人抜けるからこれからもしっかり花娘を支えてほしい。

 

こちらも謎の貴婦人、乙羽映見

彼女も退団者。歌って踊れる娘役なのに、なかなか陽の目を浴びなかった彼女。

今回美声をこれでもかって聞かせてくれて嬉しかった。

もっと活躍してほしかった。

 

長くなったので、

ショー&さよならショーは次の記事で。