観てきました。
ゆりかちゃん(真風涼帆)のお披露目公演。
ってかなんだか今更お披露目?・・・
やっぱり間に大きいハコ(フォーラム)挟んじゃうと
え?これお披露目なの?ってなるよね(笑)
「天は・・・」
はコアクマが大好きな
篠原千絵大先生の長編大作。
全28巻を1幕にしちゃってると聞いて、
大丈夫かいな?と。
マンガ原作の舞台は過去にたくさんありますが、
共通するのが
「マンガを原作にするなら2幕にせい」
これ、絶対です(笑)
失敗例:
「エル・アルコン-鷹-」
キャストも楽曲も完璧だったのに、
まぁ忙しい舞台。
原作が短かったからあれで済んだものの、
せっかくの「大作感」がなくなってしまった。
「虹のナターシャー」
これはひどかった(笑)
「え?ここで終わり?」
感満載。
銀河英雄伝説
るろうに剣心
ポーの一族
小さいハコだと、
メイちゃんの執事
戦国BASARA
伯爵令嬢
ってとこかな。
1幕でどうにかなったのは、
ルパン三世。
あれは短編で成立するものだから。
あぁ長くなってしまった(笑)
それでは本編へ。
カイル・ムルシリ 真風涼帆(ゆりかちゃん)
絵的には問題なし(笑)
原作のカイリは
「一見チャラい、しかし次期皇帝となるべく信念を持っている」
の「一見チャラい」のイメージがゆりかちゃんにはない。
真面目。それがゆりかちゃん。
下級生から観ていたから、ただでさえ親目線だというのに、
どうなることやら?と思って期待せず観始めたけど、
ゆりかちゃんにしては?満足(笑)
ちゃんと色気があった。
ただ「キュン」とするかと言われたら、そこは親目線(笑)
風を操るところなぜないんだ~。
ユーリ・イシュタル 星風まどか(まどか)
また痩せてキレイになったまどか。
やっぱり背中がキレイなのは大事だ。
ちっちゃい感じが原作とあってた。
ただ、「イシュタル」かと言われると割愛部分が多すぎたのもあるが
感じられなかった。
しかし、今回歌ってた?記憶にないくらい歌の場面が少ない。
だからショーでエトワール?
ウセル・ラムセス 芹香斗亜(キキ)
キキラムセスよかったです。
またいい役もらったね。
ほんのり黒塗りで、エジプトの白い衣装がお似合い。
原作ではほぼ裸でカイルと戦うのよね~。
その辺は宝塚ですのでキレイに終わらせましたが(笑)
エジプトでのユーリとの別れの部分とか、
カイルとの対立とか、
ラムセスを2番手にやらせたのならもっと深堀してほしかった・・・。
ナキア皇太后 純矢ちとせ(せーこ)
「天は・・・」をやると聞いてから、
でしょうねと思っていた配役。
美しく、強い。ぴったりです。
ただ、こちらも「力」を使うところがまったくなかったので、
そういう神秘性を見せてもよかったのでは?
ウルヒ 星条海斗(マギー)
退団だから・・・しかたないのですが、
ウルヒではなかった。
ネフェルティティか、マッティワザか。
ウルヒも異国の人なんだが、北欧ではないのよ。
黒太子マッティワザ 愛月ひかる(あい)
すっかりこういう役が定着しちゃった感がありますが、
今回の配役の中で他に・・・てのがないので、しかたないあいちゃん(笑)
これももっと深堀してほしかった。
せっかくのいい役なのに。
ネフェルティティ王太后 澄輝さやと(あっきー)
まさかこの配役か!!と。
心配でしたが、思ったよりしっくりきてました。
しかし、結構ちゃんと使われる役だったので、
やっぱりこれをマギーに。
あっきーは、ライン的にイル・バーニとか。
ザナンザ 桜木みなと(ずん)
ずんちゃんザナンザさわやかでした。
原作では、ユーリに想いを寄せ、最後にはユーリをかばって命を落とす役ですが、
流れは違えど死んじゃいました(笑)
もう少しこちらも深く・・・。
カイルの側近
イル・バーニ 美月悠
キックリ 凛城きら
この2人はなかなか使われていますが、
三隊長は今回だいぶ軽めに描かれています。
カッシュ 和希そら
ルサファ 蒼羽りく
ミッタンナムワ 瑠依蒔世
なんならこの2人のほうが見せ場があった。
シュバス 瑠風輝
ゾラ 優希しおん
ユーリの側近三姉妹
ハディ 天彩峰里
リュイ 水音志保
シャラ 花宮沙羅
星から異動になった天彩さんは星で見てたときは
もう少し丸くてほわんとしたイメージだったけど、
役なのか、痩せたのかすっきり。
双子は全然知らない子だったがかわい子ちゃんだった。
三姉妹の弟ティトは愛海ひかる
結構大きい役になりましたね。
原作とはキャラは違うけど、目立ってた。
ナキア王太后の息子ジュダ(風色日向)はだいぶ軽めな扱いでした。
ラムセスのお母さんハトホル(美風舞良)と姉ネフェルト(遥羽らら)は
軽い扱いだったけど出てくると華やかでした。
今回一番びっくりしたのは、
ナキア王太后の少女時代を演った華妃まいあちゃん。
キャスト観るまで顔わからなくて。
化粧のせい?
ソロもあってすごいいい役。
とにかく抜粋抜粋なので、
大事な関係性がわからないまま走っていくのがどうも引っかかって、
原作を知らない人には理解できたのかな?
コアクマとしては、
「キキザナンザ」
観たかった。
ラムセス出てきたらそりゃ2番手役だから仕方ないんだけどさ。
話的に途中でぶった切るのも難しいし、
わからんではないのだけど。
術を操る
ユーリへの愛(ザナンザ・ルサファ・ラムセス)
これが欲しかったな。
あと、すごい気になったのが、
字余り余りある主題歌(笑)
無理に題名乗せなくてもいいです。歌詞に・・・。