Groove Songs Playlist Vol.3 | ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

過去と現在の洋楽シーンをチャートデータをもとに紹介するページ(週一更新予定)

Groove Songs Playlist Vol.3

グルーブ感のある曲をプレイリストのように並べる企画です。いろいろと鬱屈するような昨今、ちょっとでもスッキリしながら、洋楽の魅力をを感じてもらえればと思います。

Into The Groove / Madonna

 

ミシガン州Bay City出身のシンガーソングライターMadonnaの1985年に全英で1位になったシングルです。映画『Desperately Seeking Susan』からのカットで、MadonnaとStephen Brayによる作プロデュースになっています。私を含めMadonnaファンには人気の曲で、タイトル通りにグルーブ感漂うダンストラックです。

Two Of Hearts / Stacey Q

 

カリフォルニア州Fullerton出身のシンガーStacey Qの1986年に全米3位に入る大ヒット曲です。「I Need You」という自身のボーカルをサンプリングする独特のポップソングで、John Mitchellによる作曲です。

I'm So Excited / The Pointer Sisters

 

カリフォルニア州Oaklandで結成された女性R&BグループPointer Sistersの曲で、元々は1982年にシングルカットされて全米30位のヒットだったものを1984年にRemixで再カットされて全米9位まで上昇しています。曲のタイトル通りに高揚感漂うダンストラックになっています。

I Feel For You / Chaka Kahn

 

シカゴ出身のR&BシンガーChaka Khanの1984年に全米3位に入ったナンバー。Princeの1979年に発表されたデビューアルバムに収録されていた曲のカバーですが、イントロの「チャカチャカチャカーン」に始まり、Melle Melのラップ、またStevie Wonderの「Fingertips」がサンプリングされるなど素晴らしいカバーになっています。

Let's Hear It For A Boy / Deniece Williams

 

インディアナ州Gary出身のR&BシンガーDeniece Williamsの1984年に全米1位を獲得したナンバーです。映画『Footloose』からのカットで、ダンスの苦手な男の子にダンスを教えるPVのような場面に使われていて、それが軽やかで弾むような音楽とマッチしています。

Sleeping Bags / ZZ Top

 

テキサス州Houstonで結成されたロックバンドZZ Topの1985年に全米8位に入るヒットナンバー。大ヒットアルバム『Afterburner』からのシングルで、コミカルなPVとともに人気でした。

Celebrate Youth / Rick Springfield

 

オーストラリアはGuildford出身のシンガーソングライター、俳優のRick Springfieldの1985年に全米26位のナンバー。Rick Springfieldはギターポップでヒットを連発していましたが、その中でもハイテンションなナンバー。

Let's Go All The Way / Sly Fox

アメリカはオハイオ州とニューヨーク州出身のGary "Mudbone" CooperとMichael CamachoによるデュオSly Foxによる1985年に全米7位に入るヒットナンバー。シンセサイザーによるイントロから始まる独特のニューウェーブダンストラックで、テンションが上がります。

I Can't Wait / Nu Shooz

 

アメリカはオレゴン州Portlandで結成されたR&BグループNu Shoozの1985年に全米3位に入った大ヒットナンバー。オランダのDJ Peter Slaghuisによるリミックスが素晴らしくチャカポコとしたバックトラックが独特です。

The Heat Is On / Glenn Frey


今回は80年代中盤のポップロックを中心にまとめましたが、最後はEaglesの一人Glenn Freyの1984年に全米2位を記録したナンバーです。映画『Beverly Hills Cop』からのカットで、David Woodfordのサックスも交えてテンションが上がるロックトラックです。