2020年5月の棚からアルバム1
こんなのを聴いてます。久しぶりに70年代ものを聴きたくて所蔵アルバムから。
Capain Fantastic And The Brown Dirt Cowboy / Elton John (1975)
CKBの小野瀬さんのBlogを見て、実に5~6年ぶりに聴きました。昔も結構好きだったアルバムですが、改めてこんな美しいアルバムだったと気づかされました。それぞれの楽曲が素晴らしい上にElton Johnの絶頂期に発表されていて、アルバム全体でストーリーが描かれるトータルアルバム。初めて全米アルバムチャート初登場1位を獲ったアルバムとしても有名です。あと、これはダウンロードやストリーミングス時代にはなかなか難しいですが、ジャケットが良い。とりあえずごちゃごちゃ感が良い。LPは絶対に壁に飾りたくなります。
Someone Saved My Life Tonight / Elton John
Rumours / Fleetwood Mac (1977)
これは10年ぶりに聴きました。改めて聞くと完成度の高さに驚きます。良いアルバムは1曲目でスイッチが入るというか、このアルバムの1曲目「Second Hand News」のハイテンションで始まって、2曲目が初の全米1位を獲得した「Dreams」ですからそりゃ最高です。もともと前の『Fleetwood Mac』初の全米1位を記録して700万枚のメガヒットを記録して、凄く期待されていたアルバムだったのですが、期待を超える出来栄えだったため全米1位を31週間、全米だけで2000万枚を売り上げた記録的なアルバム。アメリカの選挙ではよくかかっている「Don't Stop」(3位)やシングルヒットした「Go Your Own Way」(10位)、「You Make Loving Fun」(9位)はどの時代でもヒットするであろうぐらいにキャッチーです。
Dreamboat Annie / Heart (1976)
これは1年に数回は聞いている結構なお気に入り。80年代に洋楽を聴き始めてHeartは好きなバンドだったわけですが、ラジオからかかってくる「Magic Man」や「Crazy On You」のハードなサウンドに驚き、個人的にはHeartと言えばずっとこのアルバムでした。なんといっても躍動感のあるリズムが楽しい「Magic Man」(全米9位)と「Crazy On You」(全米35位)はロックの名曲だと思うし、Led Zeppelinマニアだったことがわかる「Sing Child」も素晴らしい。何度聞いても楽しいなと思わせるアルバムです。
Rocks / Aerosmith (1976)
これも1年に1回ぐらいは聞いている定番のアルバム。心身ともに疲れた時には「Back In The Saddle」のシャウトが染みます。やはり名盤は1曲目が大事で、ここでスイッチが入って、2曲目の「Last Child」(全米21位)の流れが最高に良いです。そして3曲目の「Rats In The Cellar」が本当にとどめ。ボーカル、ギター、ベース、ドラムがそれぞれ個性があって、まるでジャムをそのままパックしたような熱さがあります。このアルバムを聴いたのは結構遅かったりしますが、もしリアルタイムに聞いていたら絶対にライブに行っていたでしょう。
Rats In The Cellar / Aerosmith