Coldplay特集 | ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

過去と現在の洋楽シーンをチャートデータをもとに紹介するページ(週一更新予定)

Ver.5 Music Box - Coldplay特集


Coldplayのニューアルバムが12月4日に発売。先行シングルを聴く限り、かなり華々しいサウンドになりそうです。Stargateが関わったり、Beyonceなどの豪華ゲストが入っていたりとかなり期待しています。ということでこれまでのColdplayの名曲を特集してみました。


Parachutes (2000年)

Parachutes/Coldplay
¥2,465
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Coldplayのデビューアルバム。2000年に発売されて、本国UKではデビューアルバムにして1位を獲得する(以降UKでは全て1位を獲得)。全米では最高51位ながら現在まで270万枚のセールスを記録している。90年代のオルタナティブロックの香りを残しながら、以降のColdplayの活躍に繋がるような美しいメロディと切ない歌詞が詰め込まれた傑作アルバム。


1: Yellow (全英4位)


Coldplayのブレイクナンバー。90年代のオルタナティブロックの香りが残るラウドなギターサウンドにColdplayらしい美しいサビメロが融合したナンバー。ビデオクリップでは外の光景が明るくなっていく様が印象的。


2: Trouble (全英10位)


ピアノの調べの美しいバラード。聴くたびに胸が締め付けられるほどサビまでの構成が良い感じ。個人的にはアルバム『Parachutes』の中でも1・2を争そうほど好きなナンバー。


A Rush Of Blood To The Head (2002年)

A Rush of Blood to the Head/Coldplay
¥1,819
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Coldplayの2枚目のアルバム。2002年に発売されて、全米では「Clocks」が全米チャート29位のヒットを記録し、さらにGrammy賞のRecord Of The Yearを受賞すると全米でもブレイクを果たした。全米では最高5位ながら490万枚のセールスを記録。全世界で1500万枚を売り上げ、Coldplayの中で最も売れているアルバムになっている。「Parachutes」以上に評価が高く、ロックの名盤の一枚に入れられる。


3: In My Place (全英2位)


Coldplayの切ないメロディにギターポップが上手く組み合わさったナンバー。曲のバックに流れる牧歌的でゆったりとしたメロディが壮大な感じをさらに増幅させている。


4: The Scientist (全英10位)


Coldplayが世界的なブレイクのきっかけになったであろうナンバー。ピアノの美しい調べのバラードナンバーに逆回転のPVが上手くマッチしている。MTV Award2003でBest Directionに輝いたこのPVがMTVでこの曲が良く流れたことで、次の「Clocks」のヒットに繋がっていった。


5: Clocks (全英9位、全米29位)


全米でのブレイクとなったナンバー。Grammy賞 Record Of The Yearも受賞して、一気に世界的なバンドへと変貌した。Coldplayの持つ切なさとメロディが光るアッパーなナンバー。


X & Y (2005年)

X & Y/コールドプレイ
¥2,210
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Coldplayの3枚目のアルバム。2005年に発売され全世界で1位を獲得した。シングル「Speed Of Sound」が全米9位とTop10入りを果たすなど、アルバム全体でポップでカラフルなサウンドとなっている。この頃からドリームポップという言葉が登場する。全米では初動枚数737,000枚と驚異的なデビューで1位を獲得して、全米ではトータル310万枚、全世界で1300万枚を売り上げている。


6: Speed Of Sound (全英2位、全米9位)


Coldplayらしいゆったりとしたリズムに壮大なメロディ。徐々に曲を盛り上げていってサビに入るあたりに最高潮に持っていくスケールの大きなナンバー。アルバムとともにColdplayの人気を決定的なものにした。


7: Fix You (全英4位)


オルガンパート、ギターパートと徐々に盛り上がっていくバラード。美しいメロディ、繊細さとハードさを併せ持ったColdplayらしいナンバー。


Viva La Vida Or Death And All His Friends (2008年)

Viva La Vida/Coldplay
¥2,802
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Coldplayの4枚目のアルバム。シングル「Viva La Vida」が全米シングル1位を獲得するなどColdplayのキャリアの中で絶頂期の一枚。これまでのサウンドから一変して、力強さが感じられる音で彩られている。全米では初動720,000枚を記録。全世界で10000万枚を売り上げている。


8: Viva La Vida (全英1位、全米1位)



Coldplayの中でも文字通り頂点の1枚。ストリングスを多様した壮大なサウンドに、壮大な歴史を語り、かつポップミュージックであるという1曲。Grammy賞ではSong Of The Yearを受賞した。


9: Lost (全英54位、全米40位)


ドンドンとしたリズム感の最高なアッパーなナンバー。


Mylo Xyloto (2011年)

Mylo Xyloto/Coldplay
¥2,470
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Coldplayの5枚目のアルバム。カラフルなジャケットに象徴されるようにポップでカラフルな音で彩られる。全米では初動447,000枚で1位を記録。全世界では800万枚を売り上げる。


10: Every Teardrop Is A Waterfall (全英6位、全米14位)



日本では映画「宇宙兄弟」の主題歌でも知られる1曲。切なくなるメロディラインと高揚感が最高の1曲。


11: Paradise (全英1位、全米15位)


Coldplayらしいポップで美しいメロディラインの1曲。被り物のPVは置いておいて、全英チャートでは2曲目の1位を獲得している。


Ghost Stories (2014年)

Ghost Stories/Coldplay
¥2,471
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Coldplayの6枚目のアルバム。やや影のあるサウンドで実際に「陰」をテーマにしたアルバムと言われている。全米では初動383,000枚で1位を記録。


12: Magic (全英10位、全米14位)


EDMの影響からかパキパキとした音のリズムが印象的なナンバー。最新の音を入れながらそれでもColdplayの切な系とギターポップな感じが残っている。


13: A Sky Full Of Stars (全英9位、全米10位)


Coldplayらしいカラフルで壮大な音。Aviciiと共作することによりEDMの高揚感が音をさらに盛り上げている。全米では久し振りにTop10入りを記録した。


A Head Full Of Dreams (2015年)

ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ/コールドプレイ
¥2,376
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Coldplayの7枚目のアルバム。前作から約1年という短いインターバルで作られたもので、前作『Ghost Stories」の陰に対して、陽にあたるアルバムとされる。一部でラストアルバムと報じられていたが、事実はどうかは不明。


14: Adventure Of A Lifetime


今回ドロップされた新曲。Deep Forestのようなアジアンなサウンドにディスコティックな味付けがされている。バックのカッティングギターはDaft Punkの「Get Lucky」風。恐らくColdplayのポップな曲の中でも上位に入りそうな曲。


ということでColdplay特集でした。