C-1 2007開催記念
2007年 全米アルバムチャート初動売り上げベスト10発表。
C-1は今何が全米で旬なのかが大事です。アーチストの勢いが最も現れるもの、それが発売したその週の売り上げである初動売り上げです。ここでは2006年1月6日付け全米アルバムチャートから今週のチャートである9月8日付けまでの初動売り上げベスト10を発表します。
中間点で一度特集しました
。
2006年のC-1直前にも同じ企画をしていました。こちらもドーゾ
まずはトップ10に入れなかった11位から20位までを発表しましょう。
11: My December / Kelly Clarkson 291,000 2位 (7月14日付け)
12: The Best Damn Thing / Avril Lavigne 286,000 1位 (5月5日付け)
13: The Price Of Fame / Bow Wow 262,000 6位 (1月6日付け)
14: Infinity On High / Fall Out Boy 260,000 1位 (2月24日付け)
15: Because Of You / Ne-Yo 251,000 1位 (5月19日付け)
16: Now 24 / Various Artists 230,000 2位 (3月14日付け)
17: Now 25 / Various Artists 223,000 1位 (8月4日付け)
18: Icky Thump / White Stripes 223,000 2位 (7月7日付け)
19: Call Me Irresponsible / Michael Buble 212,000 2位(最高1位) (5月19日付け)
20: Big Dog Daddy / Toby Keith 204,000 1位 (6月30日付け)
2007年は注目アルバムが数多くリリースされたわけですが、売り上げ枚数、初動枚数とも去年を下回るペースになってしまいました。Ne-Yoは今ひとつ伸び悩みの15位。今年前半の話題をさらったFall Out BoyやAvril Lavigneが登場しています。
ということでランキング開始。まずは第10位から。
10位 Lost Highway / Bon Jovi 292,000 1位 (7月7日付け)
- Bon Jovi
- Lost Highway
意外や意外にBon Joviの復活作がTop10入りしました。80年代後半に登場したハードロックバンドですが、90年代も活躍して、現在ではカントリーファンにも親しまれる存在になりました。シングルヒットは今ひとつでしたが、親しみやすいメロディは相変わらずです。
では第9位!
9位 Let It Go / Tim McGraw 325,000 1位 (3月14日付け)
- Tim McGraw
- Let It Go
カントリー界の大御所 Tim McGrawが貫禄の9位です。90年代の全盛期の勢いは無いものの、存在感を示しました。シングルヒットも着実に重ねていて、現在まで23曲のTop40ヒットを放っています。
では第8位!
8位 Hannah Montana 2 / Soundtrack/Miley Cyrus 326,000 1位 (7月14日付け)
- Original TV Soundtrack
- Hannah Montana, Vol. 2: Meet Miley Cyrus
前回のC-1でも主役の一人でした。TV番組から登場したティーンのアイドルです。曲が激ポップですが、今回はMiley Cyrus名義でも出していて、次の展開を予感させます。
では第7位!
7位 Hip Hop Is Dead / Nas 355,000 1位 (1月6日付け)
- Nas
- Hip Hop Is Dead
Nasかよ。Def Jam移籍でいきなり全米1位に輝いたアルバムです。これまではTrack Mastersあたりとの作品がメインでしたが、外部のプロデューサーも起用する話題性もありました。
では第6位!
6位 Double Up / R Kelly 386,000 1位 (6月16日付け)
- R. Kelly
- Double Up
R&B界の重鎮と言って良いでしょう。90年代から第一線を走り続けているR Kellyのアルバムが1位に輝きました。シングルは思ったよりもヒットしていない印象もありますが。
ではいよいよベスト5。まずは第5位!
5位 Not Too Late / Norah Jones 405,000 1位 (2月17日付け)
- Norah Jones
- Not Too Late
これで3枚連続の1位となるNorah Jonesも若干売り上げ枚数は落ちました。といっても40万枚ですから、シングルヒットも無しですから、アーチストパワーの凄さを感じます。
では第4位!
4位 It Won't Be Soon Before Long / Maroon 5 429,000 1位 (6月9日付け)
- Maroon 5
- It Won't Be Soon Before Long
『Song About Jane』のヒットからブレイクしたファンクバンドMaroon 5。でも今ひとつ弾けたりないと思うのは気のせいでしょうか。日本ではこれからもCMタイアップがあるので、盛り上がるでしょう。
ではベスト3!
3位 T.I. vs T.I.P. / T.I. 468,000 1位 (7月21日付け)
- T.I.
- T.I. vs T.I.P.
前作『King』よりも売り上げは落ちましたが、相対的には順位を上げました。現在最も勢いのあるラッパーといって良いでしょう。
では2位!
2位 High School Musical 2 / Soundtrack 615,000 1位 (9月1日付け)
- Matthew Gerard, Antonina / James, Tim Armato, Andy / Watts, Adam Dodd, Matthew / Nevil, Robbie Gerrard, Jamie Houston, David / Greenberg, Faye Lawrence, Randy / Quinn, Kevin Petersen, Greg Critchley, Adam Watts, Andy Dodd
- High School Musical 2 [Original Soundtrack]
06年から07年というのは「High School Musical」がブームだった年と数年後には記憶されるでしょう。全米のみならず全世界でブレイク中のディズニー発のミュージカル。Vanessa自身のソロには今ひとつ反映されてませんが・・。
そして第1位は、ジャジャジャン
1位 Minutes To Midnight / Linkin Park 623,000 1位 (6月2日付け)
- Linkin Park
- Minutes to Midnight
僅差でLinkin parkが1位を死守しています。でも、C-1に登場する猛者達に勝てるでしょうか。まずはkanye Westと50 Centがどうなるのか。あっけなくひっくり返す可能性もありますし、さて。
ということでC-1 これから何枚がこのベスト10に食い込むのか。初動ベスト10でした。