- Never There / Cake (98) -
- Cake
- Prolonging the Magic
90年代後半にはミクスチャーロックが流行しますが、その中でも今回紹介する曲は強烈すぎる印象を受けました。カントリーとロックとヒップホップにテクノサウンドが隠し味に入っていますって、どんな曲と思います。まさに音の宝石箱。
Cakeはカリフォルニア出身のオルタナティブバンドで91年から活動していますが、注目を集めたのは96年に発売されたアルバム『Fashion Nugget』で、全米チャートで最高36位でしたが、ロングセラーを記録して100万枚を売り上げます。続くアルバム『Prolonging The Magic』からこの「Never There」がカットされて98年に全米モダンロックチャート1位を記録します。ただポップチャートでは78位の渋いヒットでした。
テンガロンハットの男たちが登場するビデオクリップもなかなかシニカルで面白い。
Never There / Cake
(98)