病気が治る人の特徴 | がんナースのおし(も)ごと

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

看護師をして25年桜



色んな科で、患者さんをみてきましたが、

全ての患者さんに共通することを見つけました。


それは



感謝の気持ちしかない人は

回復が早い義理チョコ




ということです。




以前の職場で、抗がん剤治療室で勤務していた時、

脳腫瘍の患者さんがおられました。


その方はとても珍しい脳の部分に悪性腫瘍が見つかり、希少ガンということで、

過去に何例か同症例を扱ったという他県の大学病院で治療され、症状が落ち着いたので戻ってこられました。



その方と同病の患者さんは、皆さん数ヶ月の命だったということでしたが、その方はどんどん回復し、学会発表で取り上げられたとのことでした。


ちなみにその方は、今も(何年も)元気にされております。

永遠に抗がん剤は続けなくてはいけないようですが、(それも抗がん剤治療は毎回6時間要します)


毎回、そんな長い拘束時間を余儀なくされるのに

その患者さんは



私はラッキーなのよ。

良い先生に当たって、

こんな治療をしていただいて。

本当に感謝しかない。

あんな先生と出逢えたことも奇跡!


こうして生かせていただいてることも、

これは私に関わってくださった先生や看護師さんの

お陰なのよ。

ありがたいー!



毎回、そう言って治療を受けられます。



抗がん剤をうけられている6時間もの間

ほぼ感謝の言葉を口にされていました。



本当に毎回です。



誰に何をしていただいた。


自分がしていただいたご恩は忘れず、

常に色んな方に感謝しておられました。





ガンの患者さんだけではありません。




例えば整形外科の患者さん。

交通事故に遭われて、身体のあらゆる部位に外傷を負われた方も



「これくらいで済んでよかったです。」


「命があるだけでも感謝です。」



そういわれる方は、回復が早いです。





しかし、それとは逆に、恨みつらみしか言わない方。




「私はルールを守ってちゃんと走っていたのに、向こうがぶつかってきたんです💢」




「事故の相手は、謝罪の挨拶すらこない💢」




「なんで私が💢」



そう口にしている方(被害者意識の強い方)は

なかなか治らずに、次々と痛む部位が出てきたり、

リハビリを続けても何をしても、なかなか快方に向かいません。



病気(身体)の回復には

マインドが左右する



と私は思っていますうーん





という私も、感謝だけではいれない時もあります。



ガンになった時は自分を責めたし、




「何で私が?」




「あの人の方が人にも嫌われてるし、

悪いことしてるやん!」

どれだけの人の顔が浮かんだかウシシ




そう思った日もあります。




自分の何がいけなかったのだろう❓



‥そんな考えても結論も出ないことを悶々と考えてたこともあります。



でも振り返っても仕方ない❗️

なったものは仕方ない❗️



事故に遭うのも、ガンになるのも、

全ては受け入れるしかないんです。



今あるものに感謝して



感謝できないときは、



うんうん。そう思うよね

そう思っても仕方ないよね。

辛いよね。


自分にそう言ってあげますラブ



ひとつだけ言えることは、


誰も(自分も)

憎まない・恨まない・責めない。






ときおり


私が病気になったのは、○○のせい!

ストレスかけられたから。


という方がおられますが、それも身体には毒です。



とにかく被害者にはならないように。


私はそう思っています




愛は地球を救う

ならば

感謝の心は人類を救う


です。



病気になったからこそ


ドキドキサンキューマインドドキドキ


大切にしていきたいですラブラブ




今日も最後まで読んでいただき有難うございました。