子宮物語〜出産②〜前編 | がんナースのおし(も)ごと

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検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

1人目産んだあと

「感染起こして、子宮内に炎症を起こしてただけに、この先もぅ妊娠は難しいかも‥。」

と医師にそぅ言われてたこと、このBlogを書くことで思い出しました!
いや、ホンマに今思い出した!
ずーっと忘れ去ってた!笑。
こんな大事なこと忘れてたのは「子どもはもぅいらない。」と思ってたからでしょうね
そしてこうして思い出しながら書き綴ることで、色んな意味で新たな発見があります

そう思うと、2人目も奇跡の妊娠

1人目出産のトラブル(切迫早産・産後感染)と、産後の謎の胸痛(実は締め付けられるような胸痛と息苦しさがあり、ナースコールを押そうかと思った時にはおさまった‥というようななこと)があり、そのせいか出産後から検診で毎回心電図異常   陰性T波  で引っかかるようになりました。
専門の循環器科受診し、24時間心電図をつけましたが、確かに異常はでてるけど、心配するほどでもないとの診断。

そんなこともあり、
2人目は、総合病院で産もう

ハイ。自分の働いてる病院で産むことに決めました
えー?!自分の職場?
大事な人にしか見せたことないような大事なとこ、診られるのに?
ないないーー‼︎‼︎

確かに、小っ恥ずかしい
ナースは仲良しの先輩だし
先生とは部所は違うけど、エレベーターとかで会うかもだしぃ

いやいや、そんなこと言ってる場合じゃない!

何かあればすぐ診てもらえるし安心だもんね
そう上司にも強く言われてたもんで‥


そして当時はメジャーでない、当院売りの

無痛分娩

を選びました。
心臓のことを考え、ストレスのかからないように。
あと、もう産むことはきっとないだろうから、好奇心もあり「無痛分娩」というものを経験してみたかった。

産婦人科のドクターは2人おられて、1人はチョット暗めの私と同じ年のIドクター

もう1人は、皆からアンパンマンと呼ばれてた、ほんと見た目アンパンマンにクリソツなOドクター

迷わず、Oドクターにお世話になると決めた私
(後にこのドクターに、子宮頸がんを見つけてもらうことに‥。)

予定診察以外にも、お腹が張る‥とか、風邪ひいた‥とか、何かあるたびOドクターの日をわざわざ選んで受診
いくら何でも、同い年のドクターにアソコは見られたくない!

お腹張りながらも、張り止めの薬を飲みながら、職場の皆様にデスクワークにしてもらったりと助けられながら、無事に産休突入

予定日ビンゴ
夜中に陣痛が始まりました。

「たまさん、僕ね、毎年この頃にディズニーランドに行く予定があるんよ。それが、たまさんの予定日前の数日間。だから頑張ってその数日間は分娩はずしてね
と釘を刺されてた日はきっちり外し、バッチリ
どんな理由やねん‼︎笑笑
(夏季休暇とれる時期だったから仕方ない)

旦那さん夜勤で不在のため、母親に乗せてもらい病院へ

夜中だけど、無痛分娩希望してたので、ドクターにナースから連絡

明け方4時頃
アロハシャツと短パン姿で現れたドクター
ありがとうございます
しかし二度見しちゃいましたわ!

「たまさーん!予定日通り!賢いベビーだねー!
それがね、僕今日、子どもの部活の試合に行くから、I先生に頼んどくね!」
またここで衝撃発言

いやいや、なんでやねーん!
ディズニー日は外したやん!
それは聞いてないしっ!
話ちがうやーん!

それにIドクター、今まで故意的に外してきたのに!
この1番大事な肝心な日に、大当たり?!
うっそ~ん

とも言えず

無痛分娩のための「硬膜外麻酔」(ガンの手術の際にも入れることになるとはつゆ知らず‥)を入れるために、背中を出して、大きいお腹を抱えて丸くなり

とりあえずOドクターに、背中から上手に麻酔を入れていただきました


続く
ネタがありすぎて、一気に書けません
申し訳ございません‥。