仕事復帰② | がんナースのおし(も)ごと

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

翌日職場に電話して、事情を説明し、お休みをいただいた

急な休みなど、インフルエンザやノロウイルス?といった、感染症に罹患したときくらいしか取ったことがなかったが、今回は違う!!!!
命がかかってる?
と思うくらいの勢いだった
何にせよ、身体1番

早速、朝一番にがんセンターに電話を入れ、事情を説明する。
ちょうど主治医の診察日であるが、お昼からなので、14時頃来てください。ただし、かなり待ち時間があることを覚悟していらしてくださいね。と・・・。

急を要してるから予約外で受診するのに、予約患者優先の後回し・・・。

これ、我が職場でも、よく患者さんに怒鳴られるパターン
確かにそう。
患者の立場になると怒鳴りたい気持ちもわかる。

しかし、病院事情もわかるため、黙って待つこと1時間

診察結果は・・・。



特に異常なしニコニコ

出血原因不明
あの血は、目の錯覚か?

鼠径部の痛みは、リンパの関係だろうと。

仕事は、相変わらず、絶対重いものは持たないように。無理しないように。

診断書を書き直してもらってまで、早く復帰した私

だからどうなっても、結局は、誰のせいでもない。自業自得になるんだろう

上司(師長)に診察結果報告の電話を入れる

で、診断書は出たの?

やはり、上司が気になるのは、そこらしいf^_^;

出てないです。
本当は、もっと長かった診断書です。
出してもらおうと思えば、もちろん出していただけてます

上司には上司の役割があることはわかるが。
出勤した途端、委員会の仕事やら全て、ドーンと返ってきた
容赦なし!
そりゃ、そう。

癌であろうと、どんな病気であろうと、仕事に行くってことはそーゆーこと

生半可な気持ちで、復帰してはならない

社会の厳しさを認識させられました。

自分の身体は、自分でしか守れない。

仕事で私の代わりはいくらでもいる。
でも、私自身、母として、妻として。

の私は一人しかいない

そういうことも考えながら、生きていこう

と思ってた矢先に、上司以外の先輩方や、外科の皆から、いたわりのmailが届いた

大丈夫?

無理したらだめよー。

いつでも休んで。

あなたがいてくれるだけで安心するから、出てきても、いてくれるだけでいいよ!

仕事してるフリしときー。

あなたがいるだけで、やはり花が咲いたように明るくなりました。やはりいないとさみしいです。だからあなたの分は私が働くから、いてくれたら助かる。

そんな言葉をいただくと、またまた頑張るぞーと、元気づけられる。


またまた迷惑かけてごめんなさい。
でも、私の身体を1番に心配してくれて、外科の皆、ありがとう

でもこの言葉に甘えすぎないよう、社会人としての自覚も持ちながら、ボチボチやっていこうと思います。

ただ一つ
無理と思えば、すぐリタイアします。
今までのように、無理はしないよう・・・

無理は禁物