術後合併症 | がんナースのおし(も)ごと

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検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。


術後合併症

象さんみたいな脚になるリンパ浮腫

排尿障害

婦人科の手術は、壮絶な合併症があることを知っていた

だから、婦人科の病気にはなりたくなかった

だから、万が一罹患したとしても、早期で発見でき、合併症が起こらないような手術で済むように
と、マメに検診に行ってた

で、結果これドクロ

めちゃメチャ、ドンピシャ~
この合併症と闘う日がやってきた

リンパ浮腫は、今後のセルフケアにかかってるとのこと

蚊に刺されないように。
素足禁止。
乾燥禁止。
脱毛禁止。

とにかく、脚を大事に大事にすればいいって

スカート、ワンピース大好きな私やのに、しばらくはやめなきゃ。
まだ新品いっぱいある
もっともっと、はいときゃよかった

ぁぁぁ
永久脱毛、やはり行っとくんやった

毎年の我が家の恒例行事のキャンプ霧

大好きな野外バーベキューニコニコ

ビアガーデンビール

野外活動も無理?
ま、注意しながら行ったらいいんやろうけど

もっと行っておけばよかった。
後悔先に立たず


そして次に出ました。
100%起こります。
辛いですよ。
覚悟しててください。
と予告されてた排尿障害

術後、今まで通りに出ないとは聞いてたけど、私は出るやろ!
と、何の根拠もない自信があった女の子
が、なめてました

ほんまに、出ない


尿意がないから、2時間ごとにとりあえずトイレに座る。
そして4時間ごとにナースに導尿してもらう
夜中の3時も起こされ、トイレに座った後に、ナースによる導尿トイレ


屈辱だった

何が辛かったって、これかな?

トイレでの孤独感
隣りから聞こえてくる、誰かの勢いよい排尿音!(´Д`;)

いいな。
今まで当たり前にしてたことが出来ない・・・。
情けない

でも数回で、諦めた!
はやっ。(笑)
トイレに行ってもでないから、スルーしたりすることもしばしば(笑)
(ナースの立場なら、絶対怒る

ま、いつか出るだろう
焦らず前向きに

数日後に出た全く勢いのない自尿


でもありがたかった
トイレで泣いた

感動で。

ありがたやー
ありがたやードキドキ

自分の膀胱に。尿管に。
手術してくださった主治医に。
家族に。
友達に。
ご先祖さまに。
病院のトイレに。
看護師たちに。

どこまで~?笑
トイレ内で手を合わせて、たかが、おしっこ様に厚く御礼いたしました(笑)

しかし、残尿は多い。

やはり自己導尿覚えないと退院できないとのこと

人のは出来るけど、自分のはてなマークビックリマーク

チョットそれは勘弁してぇショック!

それだけは嫌かもーガーン

拒否し続けたかった得意げ

でも、おばあちゃんでも習得して退院するって。
手が不自由な人は、旦那さんが習得するんだってえっ汗

皆、すごいな。

しかし
『さすが‼覚えるの早い‼器用やねー。』

ナース達におだてられ、本当に早く自己導尿マスター

『うわっ目
 おっさんになったみたぃ~‼』

キャーキャーと感動しながら実施(笑)
こんな楽しんでるのは私ぐらいだろう(笑)

そして何と‼
手術後二週間、退院時には、残尿ほぼなし(笑)
自己導尿卒業となった

尿意がわかるのは、三割くらい・・・

と聞いていたが、尿意もわかるラブラブ!

おっしゃーーーグッド!

医師の腕がよかったのかな?

本当に有難うございます合格

てなわけで、全てが順調にすすみ、退院への運びとなりましたアップ