「グッドハートの法則」という言葉があります。
たしか経済学者が提唱した法則で、
「ある指標が目標になると、その指標は有効な指標ではなくなる」というものです。
これだと少しわかりづらいかもしれませんが、
例を挙げてみますね。
たとえば、「健康のために毎日一万歩歩くぞ」という目標を立てたとします。
たとえば、「健康のために毎日一万歩歩くぞ」という目標を立てたとします。
でも、続けているうちにいつの間にか「歩数を稼ぐこと」自体が目的になってしまい、体調が悪い日でも歩いてしまう。
これがグッドハートの法則が働いている状態なんです。
なんとなく身に覚えがあるのは私だけでしょうか(笑)
そしてこういうことは、心理面でも同じように起こります。
そしてこういうことは、心理面でも同じように起こります。
自分が楽しく生きるために「ポジティブでいよう」と決めたはずなのに、「楽しく生きていなければいけない」と思いすぎれば、逆に落ち込んだりネガティブな感情を抱くことに罪悪感を感じてしまいます。
目標に縛られすぎると、本来の自分の気持ちに目を向けることが難しくなってしまいます。
目標に縛られすぎると、本来の自分の気持ちに目を向けることが難しくなってしまいます。
たまに立ち止まって、「この目標は、自分が本当に大切にしたいこととつながっているか?」と自分に問いかけてみると、意外と「あれ?目標が目的になってる!」なんてことがあるかもしれません。
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