カウンセリングや病院に行くと
子供の頃の家族環境のことや、親子関係について聞かれることがあります。
これは、幼少期の親子関係が
それなりにその人に影響を与えるからなんです。
もちろん、その人のお悩みの全てが
自分の幼少期や親子関係に起因しているわけでは
ありませんが、
かといって
無視できるほど軽いものかと言われると
そうでもない。
特に、コミュニケーションや人間関係のパターンは
親子関係の中で「参考書」が作られがちです。
家族は、人が出会う最初の小さな社会です。
人は、家族との関わりを通じて、
・自分は他者からどう扱われて
・自分は他者にとってどういう存在で
・社会ではどんなコミュニケーションが交わされているか
なんてことを体験し、それを参考書としてより広い社会に出ていきます。
なので、親子関係になんらかのクセがあったり
家庭環境に課題があったりすると
その人は家族の中の人間関係を外の世界でもやってしまったり
逆に反面教師になりすぎて不安定になってしまったりすることもあるんですよね。
人間関係でなやんでいたり、
いつも似たような人間関係になってしまう時は
親(保護者)と自分の関係性はどうだったかな?と
考えてみてもいいかもしれません。
*このブログは毎日19時に更新されます
当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら
※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。