洗濯機は蓋をしめないと使えない | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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この間、外出帰りに銀行に寄ろうと思っていたのに
気付いたら銀行には寄らずコンビニでアイスを買って
帰ってきたことがありました(笑)
 
しかも、気づいたのは家に入ってから(-_-;)
 
いまさら銀行のためにもう一度家を出たくないので
その日はもうあきらめました。
 
人って、たくさんの無意識の中に生きているので
ある地点では意識出来てたことが
それ以外の無意識にのまれてどこかに消えてしまう…なんてことがよくあります。
 
だからミスをするんですよね。
 
行こうと思っていた場所に行かずに帰ってくる。
卵を割った後、殻を捨てるつもりで中身を捨てる。
ペンを取りに行ったことを途中で忘れる。
ATMでお金を下そうと思ったのに、間違えて「記帳」ボタンを押してしまう。
 
頭の良さに関係なく、性格の几帳面さにも関係なく、
人はみんな不完全な所があるんですよね。
 
だからこそ、
洗濯機は蓋をあけたままは使えないようになっているし
冷蔵庫も開けっ放しにすると音で教えてくれるわけです(笑)
 
いや~、不完全な私たちがこれだけ便利に生活できるのは
「人間は不完全だ」ということを理解したシステムに支えられているからなんですよね。
 
ありがたいなあ。
 
ちなみに、「蓋をしめないと洗濯機が使えない」みたいな仕組みのことを「フールプルーフ」と言います。
 
「手順を間違えると危険なもの」ではなく
「絶対に手順を間違えられないもの」を作ることで
愚か者(フール)でも大丈夫!な安全設計というわけですね。
 

 

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