「私って多分生まれつき頭痛持ちで
あんまり眠れないタイプなんですよね~」
と言っていた人が、カウンセリングを受けるうちに
「あれ?最近、昔より眠れてる気がするな」
なんてことになって、
そこからさらにしばらくたつと
「あれ?前より頭痛も減ったかもしれないな」
なんてことにも気が付いて
「私の頭痛や不眠って生まれつきじゃなくて心理的な要因だったんかーい!」
…とびっくりするケースがあります。
でもその一方で
「あれも出来ないしこれも出来ないし
私なんて存在する価値がない!」
と鬱のような落ち込み方をしていた人が
翌日になったらスーンと気持ちが落ち着いて
「あれ?たしかに私は自分に自信がないけど、なんであそこまで悲観的になってたんだろう?」
と不思議に思います。
そこで何気なくアプリを開くと、
昨日は天気も気圧がすごく乱れていたことに気付いて
「メンタルじゃなくて気圧のせいかーい!」
と、これまたびっくすることもあります。
身体の問題と心の問題を厳密に切り分けることは難しいですが(なぜなら心というものは明確に存在せず、絶えず体の影響を受けるので)
身体の問題だと思っていたものが心理的な要因だったり、
心理的な要因だと思っていたものが体の問題だったり、
…ということはよくあって、意外と見分けるのに注意が必要だったりします。
特に女性の場合はホルモンバランスが絡んでくるので
余計に難しいですよね。
でも、本当はもっと改善するつらさを「生まれつきだから仕方ない」と思っていたり、
逆に、ただ体や外の影響を受けているだけなのに「自分はこんな人間なんだ」と思い込んでいると
なんだかもったいないですよね。
だからいつも柔軟に、いろんな可能性を考えながらカウンセリングをしたいな~と思ったりするんです。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。