【年末年始の営業日のお知らせ】
年末年始のため、
12月29日(日)~1月3日(金)
までカウンセリングルームを閉室します。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
「いつもピリピリしてる母親」や
「いつ怒るか分からない父親」のもとで幼少期を過ごすと、
家が安全な場所とは言い難くなります。
家が安全な場所ではなくなると、
子供は「いつ怖いことが起きるか分からない」という緊張感や不安を抱えて過ごすことになります。
そうすると、子供の頭の中ではシミュレーションが始まります。
「これを言ったらお母さんがイライラしそうだな」
「お父さんがお酒を飲み始めたから危ないな」
「だから今は静かにしておこう」
こんな感じで、近い未来に起こりうることをあらかじめ考えておくようになるんです。
これは、「不安だから考えてしまう」とも言えますが、
「問題に対処するために先回りして考えておく」、つまり自己防衛の一つであるとも言うこともできます。
でも、この癖が抜けないまま大人になると
とくに大きな問題がない状況にいる時でさえ、「不安なことばかり考えてしまう」がやめられなくなります。
昔は自分を守るために必要だったものだとしても
それが必要じゃなくなった時に、今度は足を引っ張る存在になってしまうことって、よくあるんです。
そしてそういう時は、たいてい昔の「傷つき」が
まだ治りきってなかったりしますから、
「不安になるのをどうにかしたい」と思ったときにやることは、
過去の傷つきを癒してあげる、ということだったりします。
*このブログは毎日19時に更新されます
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。