「悩みが頭から離れない」なんて時、対処方法で一番手っ取り早いのは
「積極的に別なことをする」
だったりします。
たとえば今、まず自分の呼吸に意識を向けて、
「吸って、はいて、吸って…」と思いながら息をすることにします。
それと同時に、今度は右手をグーパーグーパーと開いたり閉じたりしてみます。
そしてそのまま足もスキップさせて、
さらに頭の中でここ1週間食べたものも思い出している最中に
「さあ、あなたの悩みを言ってください!」
なんて言われたら、「ちょっと待って、今それどころじゃないんだけど!」となりますよね(笑)
「悩む」とは「悩みに意識を向けること」とも言えます。
でも人の脳にも限界があるので、無限になにもかもを意識し続けることはできないもんです。
だから、頭から離れない悩みがあるときは、ほかにも意識を向ける対象を増やしていけば、どこかの時点で必ず「1つの悩みだけに意識を向けていられない」という段階がやってくるわけです。
悩んだり苦しんだりしているときに「忙しくする」ことで対処する方がいるのも、納得です。
それでうまくいくならそれでよし。
もしそうやって対処をしても、
「結局気が緩むとまた悩んでしまって解決にならない」とか
「悩みが大きすぎてほかのことが手につかない」なんて状態になるのなら、悩みそのものを軽くできるようなほかのアプローチが必要かもしれないですね。
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