気付いた時から、人は変わっていく | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

知らない土地に行くと、人は好奇心や不慣れからあちこちを見上げながら歩きます。

 

でも、

「この場所は知ってる」「よく見なくても目的地に着く」と思ってしまうと、わざわざ上を見上げて歩くことをしなくなる。

 

本当に知っているのは過去の景色だけで、街も自然もどんどん変わってしまうはずだけど、

 

私たちは気が付くとつい上を見ることをやめて、下を向いてぼんやり歩いてしまいます。

 

そんな時、

「あれ、私下を向いて歩いているな」

 

と気づくだけで、実は人は顔を上げるんです。

 

「気づく」というのはすごく大切。

 

たとえばお腹がすいてくると、

急においしそうな匂いに敏感になったり、

レストランのメニュー看板が視界に入るようになるのと一緒で、

 

気が付いた時から、何かを意識したときから、

人は無意識に自分の行動や感じ方や選択を変えていきます。

 

それは、生き方や悩みについても同じこと。

「私、このままで大丈夫なのかな」と気が付くだけで、

大丈夫になるための方法を、無自覚の「私が」探してくれます。

 

あとはその方法を試してみるかどうか、だけ。

大丈夫になるための道を歩いてみるかどうかという、それだけ。

 

自分に向き合う時間の中で、

ふとした違和感、何度も思い出す記憶、漠然とした不安感がある時に、

 

それを「当たり前」だと思わずに、「これってつらくない?」と気が付くことが大切です。

 

それがどんな辛さで、

そこにどんな記憶が絡まっていて、

本当は何に苦しんでいたのかが分かってくると

 

目の前に新しい選択肢が現れるのかもしれません。

 

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