「抜毛症」というものがあります。
その名の通り、「髪の毛や眉毛などをついつい抜いてしまう」という症状で、精神的なストレスと関連があるとされています。
抜毛症のご近所さんに、「皮膚むしり症」なんて言葉もあって、
この場合は特定の場所をひっかいてしまったりします。
これは、肌や頭皮に異常(かゆみなど)があるわけではないのに、肌をかいたり毛を抜いてしまう事がやめられないのが特徴です。
不安や緊張を感じた時に、ほぼ反射的に抜毛をすることで少しそのストレスが和らぐとされています。
抜毛のレベルは個人差があり、
他人から見ても分かるほど抜毛していることもあれば
そこまでではないものの、無意識に髪の毛に手が伸びているくらいの方もいます。
抜毛症とまではいかなくても、
ストレスがたまると頭をかいたり、不安になると髪の毛先を触ったりするくせなら、経験したことのある人は多いですよね。
そういうしぐさは、「ストレスがたまるから触る」というよりも「ストレスを和らげようとして触る」という方が正しいのかもしれません。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。