自分の心の痛みををうまく言語化する人もいれば
「なんて言ったらいいかよくわからない」という人もいます。
出来事なら順を追って話せるけど
そこで自分がどうつらかったのか、どう苦しかったのかは、
なんて言い表すべきなのかわからない。
そんな時に、体の感覚に焦点を当ててみると
思考の代わりに身体感覚が心の痛みを訴えていることがあります。
頭痛やお腹の痛みはもちろん、
胸がざわざわする、
のどが詰まる感じがする、
手が震える、
肩が重く感じる、などなど
上手く言葉には出来なくても
体が心の痛みに反応していることが分かります。
こういう時、カウンセリングは
「その反応はなんなんだろうね」
と、反応を追っていく作業になったりします。
心の痛みをうまく言葉に出来ないなら
体の反応から探していく。
そして、自分の体の反応を理解していくにしたがって
「あ、そうそう、自分はこんな気持ちになって苦しかったんだ」
なんてことが、少しずつ見えてきます。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。