おしらせ
12月29日~1月3日まで、
カウンセリングはお休みとなります。
★再掲です
つらいことが重なって、理不尽さに嫌気がさしてくると、
人の中には、「私は被害者だ」という気持ちが生まれる。
癒されない傷を無数に抱えて歩く苦しさは、計り知れないものがある。
それを分かってもらうために、ちょっとやそっとの被害者じゃなくて、「完全な被害者」になりたくなる。
今更「あなたも悪いんじゃないの?」なんて言われたくない。
だからこの悲しみを分かってもらうには、非の打ちどころのない被害者じゃないとダメだと思ってしまう。
でもそれは自分の人生を脇に置いて、「被害者としての人生」を生きることを意味している。
被害者として完全であろうとすればするほど、かなしいことが寄ってくる。
加害者になりうる人との距離が近づいていく。
被害者であろうとすると、変わることも恐れてしまう。
もしも自分が変わることで状況が良くなってしまったら、自分は被害者じゃなくなってしまうかもしれないと思うから。
不幸な自分に酔いたいわけじゃないはずなのに、
「大変だったね」と言ってほしいだけなのに、
ほしいものは得られずに、悲しいことだけが積み上げられていく。
完全な被害者としての人生を歩んだ先に、きっと望んだ物はないから。
だから被害者になる人生はもうやめて、自分の人生に戻ろう。
あなたにいいことがあっても、毎日おだやかで楽しくても、
これまで耐えてきたものが無かったことになったりはしない。
それを知るために今を抜け出そう。
いつでも待っています。
*このブログは毎日19時に更新されます
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