被害者を捨てて「私」を生きる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

 

    

おしらせ

12月29日~1月3日まで、

カウンセリングはお休みとなります。

 

★再掲です

 

つらいことが重なって、理不尽さに嫌気がさしてくると、

人の中には、「私は被害者だ」という気持ちが生まれる。

 

癒されない傷を無数に抱えて歩く苦しさは、計り知れないものがある。

それを分かってもらうために、ちょっとやそっとの被害者じゃなくて、「完全な被害者」になりたくなる。

 

今更「あなたも悪いんじゃないの?」なんて言われたくない。

だからこの悲しみを分かってもらうには、非の打ちどころのない被害者じゃないとダメだと思ってしまう。

 

でもそれは自分の人生を脇に置いて、「被害者としての人生」を生きることを意味している。

 

被害者として完全であろうとすればするほど、かなしいことが寄ってくる。

加害者になりうる人との距離が近づいていく。

 

被害者であろうとすると、変わることも恐れてしまう。

もしも自分が変わることで状況が良くなってしまったら、自分は被害者じゃなくなってしまうかもしれないと思うから。

 

不幸な自分に酔いたいわけじゃないはずなのに、

「大変だったね」と言ってほしいだけなのに、

ほしいものは得られずに、悲しいことだけが積み上げられていく。

 

完全な被害者としての人生を歩んだ先に、きっと望んだ物はないから。

だから被害者になる人生はもうやめて、自分の人生に戻ろう。

 

あなたにいいことがあっても、毎日おだやかで楽しくても、

これまで耐えてきたものが無かったことになったりはしない。

 

それを知るために今を抜け出そう。

いつでも待っています。

 

 

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