先延ばしグセ→後悔のループを抜ける | 仙台駅前にあるカウンセリング ルーム まきび

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「先延ばしグセ」に悩んでいるAさんがいるとします。

 

Aさんは子供のころから、夏休みの宿題は最終日に瀕死の状態でやる子でした。

 

予定を立てるときはやる気に満ち溢れているのに、いざとなると、なんだかんだで先延ばしにしてしまう。

 

そのたびに、「次こそは!」と決意を新たにするのですが、また同じことを繰り返してしまいます。

 

 
それは大人になっても変わらず、
ちょっと苦手な仕事はすぐ後回しにしてしまったり、
家に届いた書類を見るのも先延ばし。
 
さっさと終わらせることが出来ないから、
仕事は上司から「あれ終わったの?」とつつかれてしまうし、
書類は支払い期限やら提出期限やらを過ぎて催促の連絡が来ることもあります。
 
でも、Aさんは「忘れてしまう」のではなく「先延ばしにしてしまう」だけなので、
 
Aさん自身もずっと「やらなきゃ、やらなきゃ」という気持ちはあるんですよね。
 
それが、Aさん自身も不快で苦しい。
 
「ならさっさとやればいいじゃん!!」というのは自分でもよくわかってるはずなのに、それでもやっぱり手が付きません。
 
 
このAさんのような「先延ばしグセ」のエピソードの裏に、どんな心の仕組みがあるのかはその人それぞれです。
 
でもたとえば、
Aさんが「やらなきゃ」と思い続けているときの焦りとか不安感にアプローチをすることで、
先延ばしグセが軽減したりすることがあります。
 
まあ、「何にも問題がないなら、普通はさっさとやる」んですよね、人って。
 
なので、「わかってるのに出来ない」「やらなきゃいけないのに先延ばし」というのは、どこかで「やる」をストップさせるエラーが出てる可能性が高いと考えます。
 
そのエラーが出なくなれば、「やるか~」と手を付けられるようになるかもしれません。
 
 

 

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