恋愛のお悩みというのは、他のお悩みと比べて少し「軽いもの」とみなされやすい部分があります。
特に女性は、恋愛相談自体が友人同士のエンタメの一つになっている場合もありますよね。
「仕事がつらい」「生きているのがしんどい」という悩みよりも「彼と別れようかしら」という悩みの方が、良くも悪くも「場」が盛り上がることが多かったりします。
周囲の人も、「生きているのがしんどい」という相談に軽々しくアドバイスをするのはためらうけど、「そんな彼別れなよ、もっといい人いるよ」というのはなぜか簡単に言えちゃったりするものです。
でも、カウンセリングにおいて恋愛遍歴は出来るだけチェックしておきたいポイントだったりもします。
むしろその人の「恋愛のあり方」には、その人の性格のクセや家族関係の影響、生き方の傾向が詰まっている場合が多いんですよね。
どんな人を好きになって、
どんな人から好かれるのか。
たくさん恋愛をしてきたのか、
「恋愛って何?」状態なのか。
距離が近くなると感情がセーブ出来ないのか、
そもそも人と親密になれないのか。
カウンセリングの世界では、「恋愛経験が極端に少ない」ことも「報われない恋ばかりしてしまう」ことも「常に多数と交際してないと不安」なことも、全部が情報です。
それが良いか悪いかを判断することはあまり大事ではなくて、その背景に何が見えてくるかな?というのがカウンセリング。
恋愛に対するあり方は、その人の生き方の縮図だったりするんです。
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