「一緒にいて疲れる人とは距離をおこう」とよく言われるけれど、そもそも「疲れている自覚」を持ちにくい人には、誰と距離を置けばいいのかが分からなかったりします。
一般的に、職場の上司や部下、ご近所の人、遠い親戚などに対しては、誰もが疲労感や不快感を感じ取りやすく出来ていて、
友人や両親など、心理的な距離が近い相手にはその自覚がしにくいようになっています。
疲れている自覚を持ちにくい人は、特に「友人」や「家族」への疲労アンテナが弱まってしまうので、よく原因が分からないままストレスをためてしまうことがあります。
一緒にいて疲れる、というのは、具体的はこんな状態を言います。
・話さなくてもいいこと(話したら自分が損をすること)まで開示してしまう
・その人にじっと見られると体が固まる感覚がある
・その人の話を聞いていると、イライラしたり言い返したくなる
・その人と会った後は、食欲が減るorいつもより食べてしまう気がする
・その人と会った後は、スマホや漫画などをいつもより長時間見てしまう
・その人と会った後は、疲れたり体がだるくなる
・その人と会う前、会った後に嫌なイメージが浮かんだり、発言を後悔したりする
ちなみに、これは「慣れてない相手」にはよく起こることなので、当てはまったからといってそこまで気にしなくても大丈夫です。
そこそこ付き合いがある友人や親に対して、このような感覚を感じるのであれば、「一緒にいると疲れる人」かもしれませんね。
また、「誰と接していてもこうなります!」という方もいますが、そういう場合は例外を探してみてください。
つまり、誰と接していても疲れるけど、比較的マシな相手がいるかどうかを考えます。
もしいるのなら、その人との関わりが「普通」で、そうではない人達は「疲れる相手」なのかもしれません。
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