自分の特性は気づいたもん勝ち | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

 

昔よりもずっと精神や発達の障害に光が当たりやすくなった現在。

 

そのおかげで生きやすくなる方がいる一方で、「もしかして私もADHD?うつ?強迫性?」と思う方もすごく増えました。

 

身体の病気はレントゲンを撮ったり、胃カメラを飲んだりすれば「見える」けれど、

精神や発達に関わるものは目に見えない。

 

だからネット上の診断チェックリストを見たり、当事者の方が発信する内容を見たりすると、

自分もそうかも…と思えてきます。

 

これはどの場所やツールでも言われていることだと思いますが、やはり大事なのは、「ADHDかそうじゃないか」「うつかそうじゃないか」にとらわれすぎないことです。

 

さっきの繰り返しになりますが、目に見える身体の病気とは異なるため、正直「Aの精神科では発達障害と言われたけど、Bの病院では問題ないといわれた」みたいなことも結構あります。(笑)

 

これはお医者さんの良し悪しという話ではなくて、それだけ「目で見えないものを判断するって難しい」ということ。

 

だから、「ADHDかどうか」「うつかどうか」にとらわれすぎると本末転倒になってしまう。

 

大事なことは「生きやすければなんだっていい」ということ。

 

そして「生きやすい」への最短ルートは、「生きにくさ」に気が付くことです。

 

自分の苦手、不安、不満、ついやってしまうこと。

そういう「特徴」に気が付けたなら、変われる可能性がまだまだある。

 

きっとADHDなんだ、仕方ないんだ、と思うのももちろんいい。

「仕方ない」が気持ちを助けてくれることって結構ありますからね。

 

でもそう思っても生きづらさが変わらないなら、もう一歩踏み出してみてもいいかもしれません。

 

 

 

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