長文を書くと自分の心が見えてくる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

自分の心を理解するために文章を書くときは、「長文をダラダラと書く」のがおすすめです。

 

今は「短文」の時代ですよね。

SNSで、短い文字数の中で自分の考えや思いを綴る人が多いみたいです。

 

短い文章というのは「簡潔さ」が求められます。

なので「彼氏に振られたから辛い」くらい因果関係がシンプルな内容になりやすく、書く方も読む方もとっても分かりやすいよね。

 

ただし、「心の中の微妙な矛盾」に気付くためには、ダラダラ長文の方が向いてるんです。

 

悩んでいることを思うまま文字に起こしたり、誰かに相談していると、「あれ?話がズレてきたかも」と感じることはありませんか?

 

最初に書き出したことと内容が変わってきたり、

あれも、これも…と思っているうちに結局何が言いたかったのかよくわからなくなってしまったり。

 

その「ズレ」が、実は大切なんです。

 

私たちは、「あの人が怖いから仕事に行きたくない」という風に、悩みには何か理由があると思っています。

 

そして、その理由は分かりやすいものだと思っている。

 

でも、悩みって意外と一貫性が無いんです。

 

原因と結果が一本道でつながっているわけでも無かったりします。

 

なぜなら、自分では覚えていない位小さい頃の環境や、自覚出来ない無意識の中に悩みの「発生源」があることも多いからです。

 

 

だから

悩みを書き出したり人に相談しているうちに、話がズレてしまったり、言いたかったことを見失ってしまう時は、

 

本当に思っていることや悩んでいることは、まだ心の奥に隠れているから

 

かもしれません。

 

長文をダラダラと書いていると、そんな自分の「ズレ」がどんどん出てきます。

 

「ズレないように、言いたいことをちゃんとまとめなきゃ」と思うよりも「ズレたりまとまらない時は、何かが隠れているのかもしれない」という捉え方をしてみて下さい。

 

新しい気づきが得られるかもしれません。

 

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