【再掲】感想109|子供の問題を解決した不思議な方法 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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感想109|子供の問題を解決した不思議な方法

匿名希望

 

私には子どもが二人います。

上の子は穏やかで優しい子。学校でも家でも優等生です。習い事に行く前に、ママたち忙しいから、と夕飯の準備をしてくれます。

もちろん宿題と通信教育の課題をきちんと行ってから。

学校では、担任の先生が授業の準備物を運ぶときも率先して手伝い、授業で困っている子にはノートを見せたり、分からないところは教えてあげたりしています。

 

一方、下の子は感情がジェットコースターのようで、学校でも家でも落ち着きがなく、何かと手がかかります。忘れ物は日常茶飯事。

学校の先生からの連絡は基本的に連絡帳を使いますが、先生が書いたところを消しゴムで消してしまいます。

消されないようにボールペンで書いてくれてもそのページをキレイに切り取ってしまいます。

授業中うるさかった友だちを注意したのに聞いてもらえなかったので、馬乗りになって友だちの首を絞めてしまったことすらありました。

 

兄弟なのにこんなに落差があるのはなんでだろう、上の子は出来るのに、下の子はどうして出来ないのかな、なんでイライラさせるかな、と思い佐々木先生に相談しました。

 

佐々木先生からは「そこまで言うこと聞かない、迷惑かける子なら怒っていいよ、厳しく叱っていい」と言われました。

それって大丈夫なのかな?と最初は思いました。育児本なんかには「褒めて育てよう」とか「怒らない子育て」とか書いてあるし・・・

とにかく今は「怒らない、叱らない子育て」が主流なんだから、と。

 

佐々木先生には会うたびに、子どもは怒っていい、厳しく言っていいと言われ、だんだんと(そうだなー言われたこと出来ないなら厳しくしてもいいか)と、

気持ちが変わっていきました。だからといって厳しくってどうしたらいいのかわからず、子供に対する接し方を変えることは特にしませんでした。

そしたら、なぜか下の子の行動が落ち着いてきて、怒る機会があまりないことに気づきました。

学校からも1か月に1回は電話がかかって来ていたのに、ここ半年は全くかかってきません。

担任の先生が変わったからかも、とも思っていましたが(もちろんそれも大きいと思います)、

実際学校でも本人の問題行動が減っていました。

 

佐々木先生からふいに「最近下の子落ち着いてきたんじゃない?」と声をかけられ、ハッとしました。

なんでわかるんですか?!

佐々木先生からは「怒っていいよっていうのは、あなたの抑圧していた怒りや感情を認めてあげてほしくて言ってただけ。いい親してると大変だよね」と種明かしをされました。

自分で負の感情を認めてあげたら、抑圧するものがなくなって、敏感にそれを察知していた子どもも問題を起こさなくなった、ということでした。

 

そういえば、最近は優等生の上の子が反抗期なのか口答えをするようになってきたんですけど、

何か関係ありますか?と聞いたら、「それはとてもいい反応。上の子はあなたの抑圧した怒りを敏感に察していい子を演じていただけだから。

本来の子どもに戻ったね」と。そういうことだったのか!下の子の行動は落ち着いており、

上の子は年相応に口答えするようになって、今うちの家庭はあるべき姿になれたのかなーと思っています。

先生、ありがとうございました!


 

 

 

 

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