みんなが手に入れているものが、自分の手のひらの中にない
みんなが当たり前に出来ることが、自分にはうまくできない
やろうと決めたことを、やり遂げることが出来ない
他の何かと比較することで自分の立ち位置を知ろうとすると、人は欲が強くなってしまう。
どんな人間だって今できる事しか出来ないのに、「出来ているはずの人」「持っているはずの人」「やれるはずの自分」と比べると、ダメな自分を見なければならなくなってしまう。
「そうなるべき」という比較対象があるから、そうじゃない自分に「ダメ」と烙印を押す。
そう、ダメな自分って、相対的に作り出した虚像です。
でも、そういう物差しを手放してみると、
「今自分がやっていること」を純粋に見ることが出来るようになる。
スモールステップな自分を「それでいい」と思えたら、案外自分は頑張っていたのかも、と思うことが出来る。
いい自分、ダメな自分、出来ている自分、出来ていない自分、
そういうことを放り投げて、まっすぐ自分のことを見られるようになったら、目の前の世界も動き出す。
なぜなら、「小さな階段を1段ずつしか上がることが出来ない」という恥ずかしさが、「1段1段踏みしめていく喜び」に変わるからです。
スモールステップというのは本当は楽しい生き方です。
*このブログは毎日19時に更新されます
当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら