「~と私は感じている」を付けてみる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

あわただしい4月もあと1週間になりました。

 

世の新入社員さんたちは

ゴールデンウイークを心待ちにしているかも。

 

緊張と不安で、会社に行くだけで疲れますもんね。

「もうやめたい!」と思うかもしれません。

 

こういう時期、いろんな人たちが

新入社員に向けたメッセージを新聞やSNSなどで送っています。

 

「いやだと思ったらすぐ辞めていい」

という声をあげる人もいれば

 

「しばらく続けてみないと分からないこともある」

と言う人もいます。

 

どっちが正しいということはなくて、

結局その人の性格や状況によるよね、という話になってしまう。

 

はたして自分はどっちがあっているんだろう。

 

悩みが尽きることは無い時期だけど、

いつでも心の隅に置いてほしいのは、「自分を観察」です。

 

もう会社に行きたくない!

全部いや、あれもこれも出来ない!

 

と思ってしまう時、「~と私は感じているのね」と一言語尾につけてみてください。

その一言をつけるだけで、「感情」から「観察」に変わります。

 

朝、起きた瞬間から「起き上がりたくない」と感じたら、

「会社に行くのが嫌で起き上がりたくないと私は感じている」と

思ってみると、ちょっとだけ起き上がりやすくなります。

 

観察ができると、自分の気持ちと距離を置いて冷静に眺めることが出来るようになるだけでなく、

データとして蓄積していくので、自分を知っていく糧になります。

 

つらいことも、嬉しいことも、観察してデータを集めていくことで

自分のことがだんだん分かるようになって、道しるべが出来上がります。

 

その道しるべが、人生の岐路に立った時に役立つかもしれません。

 

自分を観察すると、良いことがたくさんありそうです。

 

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