疲れの兆候を知る | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

毎日そこそこ頑張って、ほぼ同じような生活を繰り返していても、

ふと疲れて動けなくなってしまうことがあります。

 

気が付かないうちに無理をしていたのかもしれません。

 

そういう時は一度布団の中にこもって、自分の生活を見返してみます。

 

何を見返すかといえば、最近の自分の食べ物や、生活リズムや部屋の様子など。

暮らし全体を頭の中で思い浮かべてみます。

 

これは疲れの原因探しではありません。

(原因探しでももちろんいいですが)

 

自分が疲れ始めた時、どんな現象が起きていたかを探すのです。

つまり、「疲れの第一波」を探します。

 

人には、それぞれある程度の型があって、これをクセとも言います。

気が付かないだけ、スルーしているだけで、「疲れて動けない」の前に必ず何か兆候があるはずなのです。

 

その兆候を見つけるために、暮らしを振り返ります。

例えば、

 

・外食をしたくなる

・甘いものを食べたくなる

・部屋がなんとなく散らかっている

・部屋を片付けたくなる

・食器を洗う気力がなくなる

・寝る直前にスマホを長時間見るようになる

・すごく元気になる

・帰宅時に寄り道をしたくなる

 

などなど、あげたらキリがありませんが、

 

「普通の範疇」のように思える行動の中に、「疲れ始めるとやってしまうこと、なってしまう現象」が埋もれています。

 

過去のブログにも書いていますが、「限界」になってから立て直すのには時間も苦労もかかります。

身内や自分だけでどうにかするのは難しいので、プロの支えも必要になります。

 

大切なのは、疲れの最初の兆候、「第一波」にいかに気が付き、限界を迎えずに済ませられるか、です。

 

「なんだか調子が悪いような気がする」

「体が重く感じて動きたくない」

と感じた時は、自分を知るチャンスだと思って第一波が何だったかを思い返してみるといいですよ。

 

「そういえば前回も、調子が悪くなる前に○○してたかも」という癖を見つけることが出来たらすばらしいです。

 

次からはその○○に対する欲求が出てきたとき、「疲れの第一波が来た」のだと思って休んでみてください。

 

いつもと少し変わるかもしれませんね。

 

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