仙台市在住:U・M
わたしは、子どもの頃から体調を崩しやすく、
更には社会と馴染めないような、言いようもない生きにくさを感じてきました。
数々のアレルギーやアトピーの症状、パニック発作、
10日も続く生理前の不調、不定期に訪れるひどい倦怠感。
大学の頃には、まともに働くことをあきらめて、キャバクラのアルバイトを始めたほどです(高単価で融通がきくため)。
食事療法やアレルギー治療、歯科に整体に心療内科。
様々な方法を試みるも、どこかは改善してもスッキリとよくなることはありませんでした。
そんななか、佐々木先生と出会い、藁にもすがる思いでカウンセリングを受け始めました。
あるとき、先生から、私が『○○さん、可愛い~!』とか『○○さんっていい人なのですよ』と言っているとき、イライラしているような感じが伝わってくるのだけど…と言われ、気になりつつも、正直いまいちわからないままやり過ごしていました。
しかし、そのイライラを解明したく、心理療法を受けてみることにしました。
そこで大きな発見をしました!
まさか、そんな気持ちが隠れていたなんて、自分でも驚きました。
人を嫌ったり腹を立てたり不快に思う、マイナスの感情を自覚し始めたのです。
わたしはマイナスの感情が湧くと同時に、好意的な言葉でもって本心に蓋をしてしまっていたということに気が付きました。
わたしは子どもの頃から、自分の気持ちに嘘をつきながら、生き延びてきてしまったようです。
例えば、『うちの母親って、すごく可愛くって~』とよく話していたのですが、
よくよく振り返ってみると、自分勝手で周りを顧みない母親のことが大嫌いだったということに気づいたり(笑)。
毎日のように遊んでいた友人のことが本当は嫌いだったことに気づいたり。
一つひとつ振り返っていくと、わたしが過剰に好意的に反応する人々には、私が嫌う要素が満載なのでした。
自分勝手で、自分の非を振り返られない、なよなよしている等々。
嫌なこと、嫌な人、嫌なものはあっても、
わたしは、「人を悪く思ってはいけない、人のことを悪く言ってはいけない」と、
子どもの頃から自分で自分を縛っていたことを知りました。
心理療法により、マイナスの感情をハッキリと自覚できるようになったことで、
1.ものすごく健康になりました
2.人付き合いでもやもやしなくなりました
3.長時間働いても疲れなくなりました
まともに働くことをあきらめていた私に、こんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
身体が軽く、働くことが楽しくて仕方ありません。
朝から夜中まで働いても平気になりました。疲れても眠れば回復します。
朝から元気でご飯も美味しいし快便!!!
そんな日々に突入して間もなく一年が経とうとしています。
周りの人たちからは、「肌がきれい」「艶が増したね」「若くなっていってない!?」なんて言われるほどです。
心と身体はつながっているとは、よく言ったものです。
まさか、ここまでの変化が我が身に起きるとは!
私をよく知る人物からは、会うたびに「なにが起きたのでしょう。不思議で仕方ない。」と言われる始末です(笑)
嫌な人は嫌だと思っていい。
嫌な相手だからと言って傷つけていいわけではないけれど、
ネガティブな感情もそのまま認めてよいのだということを思い知りました。
自然とでてくる「こいつ、嫌だな」っていう湧き出る感情を、
認め、受け入れてないと、どこかに不具合をきたしてしまう。
人間の不思議さを、自分の身でもって体験する経験でした。
*このブログは毎日19時に更新されます
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