ありゃ、2回で終わらせるつもりが長くなってしまった(-_-;)
今回で最後です。
もう一つお伝えしたいのは、こういう人たちは失敗を重ねるごとに失敗しやすくなります。
テキトーな人たちが、「まあ6割やったからいいか」と思って自分をほめている間に、
「4割も出来なかった、自分は失敗だ」と思っていると、自己評価は下がるばかりで慰めもありません。
すると次も失敗します。
そしてその苛立ちを晴らすためにまた難易度の高いルールを自分に課します。
そしてまた失敗します。
これって、なんだか自分がかわいそうじゃないですか?
「なんでこんなこともできないんだ」
「周りはこのくらいやっている」
「こんなことも我慢できないのか、はずかしい」
そんな言葉で常に自分をなじり、また難しいことをやれと言う。
まるで毒親が心の中に住んでいるようですよね。
これでは出来るものも出来なくなってしまいます。
だからまずは、自分を甘やかすようなイメージで目標を立てていきます。
本を読むなら漫画などの簡単な物から。
読了までの期限は設けない。
中身を理解しなくてもいい。
何か1文「おっ」と思うものがあれば大収穫。
読みにくいと思ったらすぐに本を変える。
読むのをやめてしまっても、「まあいいか」で終わらせる。
また気が向いたら読む。
読まなくていいから本を持ち歩く。
ごくごく簡単なものから手を付けて、達成出来るたびに喜ぶ。
失敗の癖をつけてきた分だけ、成功の癖をつけなおす必要があります。
そしてもしうまくいかなくても「なんでこの程度もちゃんとやれないんだ!」と思わずに、
まあいいかあ~と流してみましょう。
不思議なことに、心から「まあいいか」と思えるようになると、逆に出来ることが増えてきますよ。
どうしても自分をいじめるクセが直らない時は、カウンセリングもお待ちしてますね。
*このブログは毎日19時に更新されます
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