「ちゃんと出来ない自分」に腹が立つ③ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

ありゃ、2回で終わらせるつもりが長くなってしまった(-_-;)

今回で最後です。

 

 

もう一つお伝えしたいのは、こういう人たちは失敗を重ねるごとに失敗しやすくなります。

 

テキトーな人たちが、「まあ6割やったからいいか」と思って自分をほめている間に、

「4割も出来なかった、自分は失敗だ」と思っていると、自己評価は下がるばかりで慰めもありません。

 

すると次も失敗します。

そしてその苛立ちを晴らすためにまた難易度の高いルールを自分に課します。

そしてまた失敗します。

 

これって、なんだか自分がかわいそうじゃないですか?

 

「なんでこんなこともできないんだ」

「周りはこのくらいやっている」

「こんなことも我慢できないのか、はずかしい」

 

そんな言葉で常に自分をなじり、また難しいことをやれと言う。

まるで毒親が心の中に住んでいるようですよね。

これでは出来るものも出来なくなってしまいます。

 

 

だからまずは、自分を甘やかすようなイメージで目標を立てていきます。

本を読むなら漫画などの簡単な物から。

読了までの期限は設けない。

中身を理解しなくてもいい。

何か1文「おっ」と思うものがあれば大収穫。

読みにくいと思ったらすぐに本を変える。

読むのをやめてしまっても、「まあいいか」で終わらせる。

また気が向いたら読む。

読まなくていいから本を持ち歩く。

 

ごくごく簡単なものから手を付けて、達成出来るたびに喜ぶ。

失敗の癖をつけてきた分だけ、成功の癖をつけなおす必要があります。

 

そしてもしうまくいかなくても「なんでこの程度もちゃんとやれないんだ!」と思わずに、

まあいいかあ~と流してみましょう。

 

不思議なことに、心から「まあいいか」と思えるようになると、逆に出来ることが増えてきますよ。

 

 

どうしても自分をいじめるクセが直らない時は、カウンセリングもお待ちしてますね。

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

 

 

佐藤楓Instagram