最後は男性側の「観察」について書きましょう。
相手の観察が大事なのは、男性も同じです。
例えば、1回だけ会った女性とデートに行くことになったとして、そのスケジュールをどのように立てますか?
女性側からすれば、男性が積極的にデートコースを考えてくれるのはうれしいことですし、
男性が「料理上手な女性がいい」と思うのと同じように、「リードしてくれる男性がいい」と感じる女性は多いようです。
ここはひとつ、デートコースや行くお店を一つ提案しておきたいところですよね。
ここでも、相手の観察が役に立ちます。
・声が大きいか、小さいか
・普段どんな服や髪型・小物を持っているか
・意見をはっきり言えるか、遠慮がちか
・お酒を飲むか、のまないか
例えばこのくらいの情報でも、
声が小さな女性なら、音がうるさすぎる居酒屋などは負担をかけてしまうかもしれません。
女性の服装や髪型・小物の雰囲気をよく思い出して、イメージと合うカフェを探すと失敗が少ないです。
周囲に気を使うような女性なら、選択肢を複数出してあげると相手の気が楽になりますね。
会話量が少ない女性なら、「一緒に見る物」があるコースだと安心します。
よくお酒を飲む女性と食事をするなら、女性が安全に帰りやすいルートにあるお店を選んであげると良いでしょう。
これだけ絞ることができれば、デートコースもだいたい考えやすくなってきます。
そして、あまり恋愛経験のない男性や、奥手だという自覚がある男性の場合には、
「女性側の気づかい」をよく観察するのもおすすめです。
女性が積極的にデートコースを提案してくれたなら、それには良い反応で返します。
「美味しそう、普段男1人では入りづらいから楽しいかも」とかその程度で大丈夫です。
相手の気づかいに気が付いて、お礼を述べたりポジティブな反応を返すだけでも、好印象になります。
観察をする、というのは、「相手への配慮」につながっています。
「男ならこれで喜ぶはず」「女はこういうのが好き」というのは、あくまで傾向にすぎません。
目の前の相手をよく観察して、配慮することができれば、それが一番の恋愛テクニックになるのです。
これは余談ですが、
ちょっと特殊な営業職や秘書を務める方は、挨拶に行く相手のことをなるべく事前に調べるそうです。
SNSをやっていればアカウントをさかのぼり、相手の好みなどをなるべくすべて把握して菓子折りを選ぶそうですよ。
一般的なお菓子にとどまらず、珍しい物、地方のものなど、全力を尽くして探すようです。
当然受け取った先方は「これこれ!」となるわけで、そこから一気に話が弾みます。
まさに相手を観察して配慮した、コミュニケーションのテクニックですね。
相手に好かれたいなら、相手を知る。
試しに身近なだれかに注意を払って、「観察→配慮」をしてみてください。
きっと嬉しい反応がもらえますよ。
*このブログは毎日19時に更新されます
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