前回、恋愛で100%全員に通用するテクニックは「相手を観察する」ことだけだ、というお話をしました。
これだけだとまだ漠然としていると思いますので、ちょっと例を挙げてみたいと思います。
便宜上、異性間の恋愛についての例としますね。
例えば女性は、婚活に行くと「家庭的」を求められることがまだまだ多いと思います。
恋愛においても、「料理が上手な女性が好き」と思う男性は多いでしょう。
それならば、「料理が出来る」というアピールは女性にとって当然有効ですよね。
でも私は、「パパっとどんな料理も作れて、いつも3品以上出せる女性」になる必要はないと思っています。
要は、相手の好みを把握して、相手が「美味しい」と思う1品を作れればいいわけです。
普段料理をしない男性ならば、「自分の好みにあった味=美味しい、料理上手」程度の図式しかありませんから、料理を練習するよりも相手の好みをリサーチしたほうが早くて確実なのです。(笑)
そのため、
・デートで相手が何を「美味しそう」と言ったり注文しているか、を観察する
・好きな食べ物、嫌いな食べ物を話題に出す
・「おふくろの味」を知っておく
・普段外食や総菜が多いか(何を食べているか)
このあたりの観察をしておくといいでしょう。
「あっさりしたものが好き」「酸味は嫌い」「トマト食べない」…などの情報をためていけば、メニュー候補も絞られてきます。
普段から外食や総菜が多いのであれば、作る料理は「THE家庭料理」といった内容の方がいいでしょう。
牛丼屋によく行く彼なら、食べ飽きた牛丼系の料理は避けたほうが喜ばれます。
「おふくろの味」も、彼の母の料理と比較されやすくなるので、最初の方は避けたほうが安全です。
…と、このような感じでしょうか。
むやみに不安がったり、本を読み漁ったりせずとも、観察するだけでほぼオンリーワンの恋愛テクニックと化すわけです。
相手の好みのものを作れること。
これが本当の「胃袋をつかむ」ではないでしょうか。
あとは、彼が残業続きであったり、体調が思わしくない様なそぶりがあった時なんかは
「疲れてると聞いたので体に優しいメニューにしてみたんだけど」
「いつも外食だと聞いたので野菜を多めにしてみたんだけど」
などと言葉で付け足せば、ふつうの男性ならありがたいと感じます。
料理が失敗した時も、彼を観察していれば何とかなります。
女性の初々しさを良しとする男性ならば
「男性にふるまうのが緊張して失敗した」
と言えばよいですし、
楽しい雰囲気を好む男性ならば、
「愛情を入れすぎると焦げやすくなる」
などととぼけていればいいのです。
(これは女性のクライアントさんから言い回しを教わりました(笑))
今回は料理を例に取り上げましたが、もちろん他の場面でも応用できます。
相手のことを上手く観察していれば、「相手も喜ばせて自分も楽になれる」なんてことが可能なのです。
さて次回は男性側の「観察の仕方」に行きましょう。
*このブログは毎日19時に更新されます
当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら