自分に自信がなかったり、間違いを恐れていたり、手っ取り早くゴールに達したいと思っていると、ついついやってしまうのが、
「答えだけを求める」
という行為です。
これは恋愛でも同じこと。
だから、「必勝法」とか「絶対にうまくいく心理テクニック」とか、そういう言葉がたくさん載っている本が売れやすい傾向にあります。
「こういう場合もあればこういう場合もあるから自分で考えてね」というような本よりも、
「男はこう!女はこう!だからこうせよ!」と書かれている方が、人を引き付けるのです。
確かに分かりやすく勉強にもなりますし、娯楽の読み物として面白いという側面もあるかもしれませんね。
私もたまにですが読みますよ(笑)。
さて、私のカウンセリングでも、
「女性を落とす心理テクニックを教えてください」
「男性に効果的なアプローチって何ですか?」
という質問をされることがよくあります。
そういう時はお相手の方の傾向をお聞きしながら、ちょっとした小ネタのようなお話をしたりもするのですが、
基本的に私は、
100%全員に通用する恋愛テクニックは1つしか存在しない
と思っています。
それは、
【相手のことをよく観察する】
これに尽きます。
な~んだ、そんなことか、と思われるかもしれませんね(笑)
でも、ありとあらゆる恋愛テクニックや心理学的アプローチと言うのは、全て相手の観察なくして行えるものではありません。
やればいい、というものではないからです。
たとえば「ボディタッチ」をした時、それがアプローチとして有効かどうかを決めるのはあなたではありませんよね。
された側の「相手」が決めることです。
相手は単純にドキッとするかもしれないし、
なんか軽い人なんだな、と思うかもしれない。
そういうテクニックを使う人なんだな、と見破るかもしれないし、
うわ、触られた、いやだな、と思うかもしれません。
アプローチやテクニックを効果的に使うには、相手のことをよく観察して、
「有効なこと」を
「有効なタイミング」で
「有効な場面」で
行う必要があるのです。
テクニックの、「やるべきこと(答え)」だけを鵜呑みにしているといけないんです。
人間はパソコンではありませんから、「A」を押したら必ず「A」と表示されるとは限りません。
だから、「相手を観察する」。
そして「相手に有効な一手を見つける」。
その参考程度に恋愛テクニックをネットなり本なりで調べてみるのが鉄板だと思われます。
では、「相手を観察して有効な手を見つける」の具体例に行きましょう。
次回に続きます。
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