容姿に自信がない人がすべきこと、してはいけないこと① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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連日の、雨・曇天・多湿。

どこかざわざわとした不快感を心に感じる人も増えそうな季節ですよね。

 

実はこういう時期は、女性のクライアントさんから「容姿にまつわる不安感」の話が出やすい時期でもあるのです。

 

 

おそらく、天気や気圧の影響以外に

 

・湿気で髪がまとまらない

・雨で服装が制限される

・夏への移行時期で、肌の露出が増えはじめる

 

など、

「見た目」への不安や抵抗感を刺激するような要因が、重なりやすいからではないでしょうか。

 

 

 

話は少々変わりますが、

 

恋愛において

「女性は上書き保存、男性は名前を付けて保存」

というような話が話題になったのは、もう何年も前でしょうか?

 

 

たしか、

「男が一人ひとりの女性の記憶を大切にするのに対して、女性は一番新しい男性が大切で、過去はきっぱり忘れる」

というような意味で使われていたかと思います。

 

その説が正しいかどうかは一度置いておきますが、

もし女性が上書き保存を得意とするなら、

 

いろんな過去を一連の流れとしてとらえるのが得意

 

ということでもあります。

 

 

よく、男女でケンカしていると、女性側が何年も前の記憶を持ち出して怒りを倍増させる…なんて事がありますよね(笑)。

 

あれは、上書き保存ならではだと思うんですね。

いろんな記憶や感情を関連づけていく能力があるから、女性側にとっては「つながっている話」。

でも名前を付けて保存タイプの男性からすると、「いまそれ関係ない話じゃないの?」と思ってしまう。

 

きっと、「過去の恨み合戦」をしたら、女性の方が1枚も2枚も上手なのではないでしょうか。(笑)

 

 

さて、何を話したかったのかというとですね、

 

この連想ゲームが強い女性は、

【一つのきっかけであらゆる不安を想起しやすい】

という特徴も持っていることになります。

 

 

例えば、冒頭の容姿の話なら、

 

「雨だから、白いスカートは履けない」と思った時に、

「どうしよう、何を着ればいいんだろう」と予想以上に悩んでしまう女性が多いようです。

 

 

焦ってズボン(今はたぶんズボンとは言わないですよね(笑))を履いたものの、

鏡をみたらなんだか不格好な気がしてきて、脱いでしまう。

今度はワンピースに変えたものの、気温と合わない。

慌てて別のスカートを履いたら、自分の足の太さが目について気になってしまう。

 

そのうちネガティブが自分の顔に飛び火して、

「不細工だから何を着ても似合わない」

と泣きたくなってしまう。

 

カウンセリングでお聞きしたお話なんかをまとめると、

このようなプチパニック状態になる女性は少なくありません。

 

 

こうやって、

 

ちょっとした刺激が芋づる式にほかの不安を呼び起こし、

 

最終的にひどく落ち込んでしまう

 

という現象が起こったりします。

 

 

 

そして、容姿に自信を無くした女性の行動パターンとして、

 

『何か言われる前に、自分で申告する』

 

という「よくない習慣」を身につけてしまう方が出てきます。

 

もちろん、あらかじめ言いたくなる気持ちは分かります。

他人に言われるのと自分が言うのでは全く違いますからね。

 

ただこれには非常に問題があって、本当は絶対に自分から言うべきではないんです。

 

 

 

その理由については次回に続きますね。

 

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