ご存知かもしれませんが、漢方では「気」「血」「水」の3つで健康状態を診断します。
気は「気の力」。簡単に表すと「気力」とか「精神的なパワー」「エネルギー」みたいなイメージです。
血は「血液」。血そのものというよりも、血液の流れのことを言ったりします。
水は「体をめぐる水」のことを指します。汗やリンパ液なども含まれます。
(もう少し詳しい説明があるので下にURLを載せておきますね)
この3つがしっかりバランスよく整っているのが理想、健康的な体と言えます。
ですが、食べ物や運動不足などでこのバランスは乱れますし、
そもそも月経のある女性はそれだけでバランスを崩しやすいです。
この「バランスを崩した状態」のことを、漢方の医学では6つに分類します。
【気虚】…だるさや下痢、食欲のなさが特徴です。
【気逆】…末端が冷える(顔はあつい)、イライラしやすいなどが特徴。
【気滞】…落ち込みやすい、胸や喉元が苦しい、ガスがたまりやすいです。
【於血】…むくむ、肌荒れ、舌がむらさきっぽい、あざが出来るなどが特徴です。
【血虚】…めまい、爪が柔らかい、経血量が少ない、などが特徴です。
【水滞】…むくむ、胃から水のようなちゃぷちちゃぷ音がする、頭痛がする、などです。
上記は簡単に特徴を抜粋しただけなので、詳しくはもっとあるのですが、おおよそのイメージがつきますでしょうか。
カウンセリングや心理療法の効果が出にくいと感じられる、
あるいはまた体調がイマイチになってしまう場合、
食事や生活リズム、運動の有無による体の不調に原因がある場合もあります。
心の問題を身体の原因と結び付けることに慣れていないクライアントさんも多いのですが、
何をやっても「回復しない」と感じる場合は、一度徹底的に体のバランスを整えることに
注力してみるのも手ではあります。
クラシエさんのHPですが、こんなものがありました。
質問の答えをクリックするだけで、自分がどのタイプなのかを無料で判断してもらえますよ。
↑こちらは同じくクラシエさんの、漢方や気水血の基本を説明しているページです。
ご興味のある方はぜひ。
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