前回の続きです。
ここから読んでもよく分からないと思うので、前々回の記事からお読みくださいね。
ではチェック項目をみて行きましょう。
⑤夢やゲームのような状態をキープしたいタイプ
→ 一人で生きるのに精いっぱいなのでこれ以上、人と関わりたくない
、というエネルギー不足になっているパターンです。
人の感情や自分の気持ちの浮き沈みに対して疲れやすいです。
原因はいろいろありますが、親のきつい対応や学校でのいじめを経験し
エネルギーを消耗してきた人に多いです。
⑥自分が醜いから相手も醜く思えるタイプ
→もともと自分のことを醜いと感じているタイプだと、こういうことが起こりえます。
別な方向を向いている相手に憧れているうちはいいものの、
いざ相手もこっちを向いてしまうと
相手を鏡のように感じ(投影)、
相手まで醜くいやなものに思える、というものです。
最初の好意から手のひらを返したように相手の細かいところが嫌いになるタイプです。
以上、両想いなのに気持ちが悪いのはなぜ、
にお答えした6パターンでした。
他の相談でもそうですが、
恋愛の問題は特に親の存在が大きく影響していることが多いですね。
なので「どうしたらよいか」、という質問に対しての回答ですが、
「どうにかしたい」ということを前提に考えるなら
親と自分を切り離す作業だったり
過去の清算をしたり、
あるいは自己肯定する過程が必要だと思います。
例えば①なら、「性的意識」や「母親」について心理療法を進めることになるでしょう。
個人で出来ることとしては、「自分の傾向を知って客観的に理解する」ことでしょうか。
相手を嫌だと思った時に「これは私の○○が原因で出てきているのかも」と思うことで、
自分の「気持ち悪い!」という感覚と距離を取れるようになります。
ただし、「両想いでも気持ち悪いと感じない相手」が現れるパターンもありますので、
結婚や恋愛がなくてもそこまで気にならない方であれば、
むしろ気の合う方を気長に探したほうが良かったりもします。
自分がどんなタイプでどうしていけばいいのか、
気になる方はご相談いただければと思います。
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