30歳の発達障害児? | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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カウンセリングルームまきびHP:感想

娘が発達障害ではないかと言われた時、すでに30歳になっていた。



この児だけ何かが違う。兄弟同じようにしてるのに!なんで!・・・そんな憤りと、こんな風に育ったのは私の育て方が悪かった…との自責の念とにさいなまれ続けた年月だった。



その一番大きなことが、推測ができない!だった。

果物を切り分け、下の子でさえ、ぱっと見れば大一個、小一個とわかるのに、大を二個取るという始末。

通信簿の成績もひどいモノだったが、小学校ぐらいで、家庭教師が必要、とは考えもつかず「そのうち何とかなるだろう」と希望的観測で過ごしてしまった。小中学校ではひどいいじめにも会っていた。

兄弟も陰で「うちの御嬢さん」と言う。



「診断を受けることはできます」と言われたが、診断より、現実生活が上手くいく方が大事だろうと思った。

そして、親が今から育てなおすには課題が大きすぎると思った。



「もっと楽に生きるために、カウンセリングを受けてみない?」

恐る恐るかけた言葉が、意外にもあっさり受け入れられ、佐々木先生のカウンセリングを受けることになった。

佐々木先生からは「怒りが相当にたまっている」と言われた。食事指導や体を動かすことも指導を受けた。親子では感情が先立って、意思疎通が邪魔されたりするが、そこは佐々木先生!プロである!



それまで何度も職を変えたり引きこもったりしていた娘。

それが、なんと、今までで一番困難だった職場を継続して勤めることができ、結婚にまでこぎつけたのです!



正月を夫の実家で過ごし、帰路に夫婦で立ち寄った娘の幸せに、

ただただ佐々木先生への感謝あるのみです。


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