<blockquote cite="https://c-makibi.net/impressions.html#14">仙台市 Yさん
うつがなかなか治らず困っていた私に,
友人が「カウンセリングルームまきび」のホームページを
プリントして送ってくれたのが8月初め。
いくら薬を飲んでも安静にしていても1年以上治らなかった私は,
藁をもつかむ思いで一回目のカウンセリングを受けることになりました。
8月末のことだったと思います。一回目,私は何を話したかよく覚えていません。
その頃の私は,自分の人生があまりにうまくいかないことに悩み,
自分で自分の人生を受け止めることができず
幸せそうな友人や知人と比べては,妬んだり,落ち込んだりしていたのです。
先生に「現実は変えられないが,心のあり方を変えていくことで,
幸せに生きることができるようになります。」と言われましたが,
こんなつらい状況の自分が,本当にそんな心境になれるのか,
その時は,到底無理なことのように思えました。
でも,私はなんとかして苦しい状況から救われたいと切に思っており,
佐々木先生を信じてついていってみようと心に決め,
12月上旬に「とりあえず,今日で一度終わりにしましょう。」と
言われるまでの約4ヶ月弱,定期的にカウンセリングを受けてきました。
カウンセリングといっても,先生は結構ご自身の経験談も話されるし,
冗談もおっしゃるし,時には大声で笑われるし,
私は心にたまっている思いを安心して吐き出せるカウンセリングの日が
楽しみになっていきました。
また,私は,せっかくカウンセリングを受けるのだから,
今までの自分の人生や長い間心にためてきた苦しさや辛さをよく思い出し,
しっかり向き合いたいと思い,布団に横になりながら,
心に浮かんできたことやエピソードを,
徒然なるままに便箋に書きとめ,カウンセリングルームのポストに届け,
事前に読んでおいていただくという作業を続けました。
枚数は,時に7~8枚にも及びましたが,先生のすごいところは,
私が言ったことも書いたことも,
すべて頭にちゃんと入っていて覚えていて下さるということ。
他にもたくさんのクライアントさんを抱えているというのに。
この人の頭の中は,いったいどうなっているんだろうと驚かされました。
そして,振り返ってみると,この「書く」という作業が,
私にはとても有効だったと思います。
初めのうちは,とにかく思いついたことをどんどん書きなぐるような感じだったのが,
次第にしっくりくる言葉を選び選び,
落ち着いた肯定的な文章がかけるようになっていったように思うのです。
もちろん,そうなっていく過程には,
先生の適切なアドバイスがあったからなのですが。
先生は,毎回,辛抱強く私の話を聞いてくださった後で,
何かしら,「あっ,そうか。」と私に何かを気づかせてくれる言葉を
投げかけて下さったように思います。
かくして,今の私は,8月末に先生がおっしゃった言葉どおり,
「心のあり方ひとつで幸せに生きることができる。」
ということを実感することができるようになりました。
カウンセリングを受ける前には,到底受け止められないと思っていた辛い現実も,
今は平気です。
その現実を受け止めて生きることが私の人生なら,
流れにまかせ,それを生ききればいいだけです。
今の感覚を忘れなければ,これから起こる大概のことは,
きっと受け止められると思います。
そして,もし,どうしてもそれができないつらい日がきたとしても,
私には「まきび」の佐々木先生という駆け込み寺があると思うと,
とても心強いのです。
10代で拒食になり,長い間,神経症的症状に悩んできた私。
産後はうつになり,その後も家族や仕事にさまざまな悩みやストレスを感じ,
心はいつもくたくたで,悲鳴をあげていました。
思春期から今までの30年以上もの長い間。
それが,いろいろな紆余曲折を経て,
今ようやく熱意ある佐々木先生との出会いにより救われたことは,
本当にありがたいことです。
私の育て方のせいで,心に傷を負い苦しむ二人の子ども。
そんな子どもとうつの私を抱えくたくたの夫。
我が家は,毎日戦争のようです。
私はまだ家事をすべてこなせるほど快復していませんが,
今できる精一杯の範囲でできることをし,
子どもたちが,自分で自分の心を救える日がくることを信じ,
それを見守りながら,私は私で何にもしばられない自由な心で,
自分自身を生きていこうと思います。</blockquote>
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