昔は、と言っても10年くらい前なんですが、
言いたいことや、やりたいことがいっぱいあったんですよね。
それこそ何もできないけど、何かに対する期待とか
思いがたくさんあって、
でもほとんど空回りで終わっていました。
今は、ほとんどないなあ。
言いたいことがない。
やりたいことはあるけど、
現実的に段階を踏んでいけば
なんとかやれる自信がある。
伝えたいことがないと
一週間に一回の更新も大変です(笑)。
不思議なことに、
言いたいことを人に素直に伝えられるようになると
あまりもやもやが残らないから、
楽と言えば、楽です。
昔は何かの分野で良い成績を残すことが
自分の存在意義を証明してくれるんだと
思っていました。
そういう考え方で生きていくと
どんどんハードルが高くなっていって
やってもやってもきりがなくなる。
自分の能力よりハードルのほうが
高くなってしまうと、いくらやっても苦しいだけ。
しまいには動く気力も失せてしまう。
そんなとき何かが間違っていると感じ始める。
良い成績、良い作品、良い人格、良い自分、
よくよく考えるとどうでもいい。
何か他にほしかったものがある。
存在意義のようなもの?
そんな小難しい考えもどうでもいい。
何かある。
そう、なんだろう。
そういえば、何かがうまくいったとき、
だれかにほめられたりすると、うれしかったなあ。
あとは自分の気づかないところなんか
指摘してくれると感心してしまう。
友達とわかりあえたなあって
感じがしたときは、心があたたかくなる。
ああ、なるほど。
『わかってほしかったんだ』
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