リニューアルオープンしたことは
ご存知の方も多いと思います。
言わずと知れた
ワイキキの一等地に位置する
ホノルルの顔と言っても過言ではない
免税店です。
以前のように上階まで
ブランドショップがずらり、ではなく
まだ1Fのみの営業でした。
順次、オープン予定となっていますが
人の出入りを見ている限り、
先は長そうだなぁというのが率直な感想。
免税ではあるものの
お得感は余りないからか、
お客様も見ているだけの方が大半でした。
昔々、私が旅行会社に勤務していた頃
(もう30年前の話ですが…)
世はバブル時代、渡ハ全盛期でDFSに群がる
日本人の手には、名だたるブランドの紙袋が
幾つもぶら下がっているのが当たり前だった時
私もDFSでCHANLやDior、PRADA、CELINE、
HERMESにMax Maraなどなど
『安い!安い!』と飛びついておりました。
というのも、バブルで太っ腹なDFSは
当時、旅行会社の名刺を出すと
特別待遇で全品20%OFFになるSampを
押してもらえたので(もう時効だから話しますけど)
円高+免税+20%OFFで
破格値でお買い物ができたのです。
※大手ツーリスト、航空会社への恩恵だったと思います
旅行会社あるあるの社員向け格安旅で
しょっちゅう渡ハしていた私。
(Air+Htlの5日間が3〜4万円とかでした)
毎日のようにDFSに入り浸っていましたが
よ〜く覚えているのは、Diorの夏のセールで
Tシャツが$100くらいまで値下げされていて
更に割引してもらい$80程になるということで
まとめ買いしたことです。
叔母はバッグを2、3個買っていたなぁ(笑)
今じゃ考えられないことですが
当時の女性たちは、ブランド物を買いたくて
身に付けたくて頑張って働く、ということが
珍しくなかったのです。
それがステータスでもあったし。
そんな懐かしい思い出を回想しながら
新生DFSを歩きましたが
かつての勢いはどこへ行ったやら…
爆買いする人の姿形もなく
私もあの頃のような購買欲はなく
お店を後にしました。
個人的には、未だにブランド物は好きですし
お気に入りがあれば買いたいと思いますが
片っ端から買い漁っていた私ではなく(笑)
本当に欲しい物を買うようになりました。
これも大人になった証でしょうか。
あ。旅ブログというより、
昔話の回になってしまいましたねˊᗜˋ