サークルの日までラクロスっていう競技がどんな競技なのか全く知らなかった。そもそも、スポーツであることすらも知らなかった。最初はバスケ部に入部しようと決めていたし、一回入部した。でも、運動会の日心のどこかで揺れていた気持ちが一気に動いた。バスケ部の入部を取りやめその足で新歓後のグラウンドに行って入部を決めた。
自分が千葉大ラクロス部に惹かれた理由は先輩たちの存在に尽きる。
飾らず、面白くて、優しくて、そして何より熱量のある人たちだった。そんな先輩たちと一緒にいたい、そんな人たちと同じ目標を目指したい。そう強く思った。他の大学他の部活では、きっとこの感情には出会えなかった。
本格的にラクロスを始めて、ラクロスという競技の面白さや深さに気づき始めている。そして今、初めての公式戦であるサマーステージが目前に迫ってきた。今までの取り組みが結果として結びつくかどうかはわからない。ただ、ひとつひとつやるべきことをやるだけだ。サマーステージでは俺が点をとってチームを勝たせるくらいの気持ちで臨む。
PLのために夜遅くまで次の日の練習の準備をしてくれ練習が終わったらPLよりも反省をしているTSのみんな、これまでたくさんのことを教えてくれた輝飛さん、侑聖さん、そして上級生のみなさん、そして、1年PL、これまで自分と関わってきたすべての人たちと笑ってこの夏を終えたい。
同時に、上級生のリーグ戦も始まった。ありがたいことに上級生の練習に参加させてもらっていて、上級生がどれだけ細部にこだわってラクロスと向き合っているのかを、肌で感じている。今年、先輩たちが一部に連れていってくれる。来年一部で闘うために学べるものは学ぶ。継続的に強い千葉大の一員になる。
良くも悪くもまだ1年生。経験も実力も未熟で、思い通りにいかないことの連続だ。でも、今は全てが挑戦であり、全てが糧になる。今年中にやりたいことは山ほどある。Bリーグで点を取りたい。上級生の試合に出たい。入れ替え戦に出たい。やりたいを形にする、そのためのトライアンドエラーを繰り返す。