憧れと無力さ | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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「かっこいい」




この部活に入った理由はそれだけでした。




朝が弱くて、体力もなくて、他人に気を配れなくて、自分の体調管理すらできない自分です。この部活は向いてない、迷惑をかけるだけだということはわかっていました。それでも先輩方に憧れたから、入部するって決めました。




最初はMGになりたかったです。でも挫折しました。どれだけ頑張っても自分には無理だって、たぶん生まれてはじめてこんなにもちゃんと諦めがつきました。




自分の実力と能力の無さに向き合ったときから、練習は一気に辛いものになりました。何をやっても邪魔かもしれない、迷惑かもしれない、自分はここにはいらない、そう思って何のために頑張っているのかわからなくなりました。




それでもプレイヤーの頑張りを見て、サマーという目標が目の前にあるのに気付かされて、何かしなきゃって思いました。邪魔も迷惑も嫌だけど、だからこそ自分のできることをもっと探したい、そう思えるようになりました。




サマーまで自分はあとどれくらい成長できるのか、プレーヤーにとって必要だと思ってもらえる存在になれるのか、たくさん不安はあるけどやれることをやりきる!という気持ちで頑張っていきたいです。




34期 1年 TR 田原琉愛